久米川駅南口はウイング通りにあるバー
「星の都」のマスターが、八坂商店街の一角に今年1月にオープンさせた、煮物中心の総菜店
「まちのお惣菜屋さん」。オープン当初は順調だったのだが、3月11日の東日本大震災以降、売り上げが落ち、お客さんの購買傾向も変わってきたという。
「星の都」のマスターは、要望の多い煮魚や焼き魚といった魚料理専門の総菜店にしようかとも考えたそうだが、今の店舗では契約上、焼き魚はダメとのこと。そこでマスターは7月中旬に思い切って1週間、
「まちのお惣菜屋さん」を休み、コンセプトを練った。そして7月25日、新たな総菜店をオープンさせた。

それが今回紹介する鶏から揚げ専門
「とりまる八坂店」だ。
オープン半年でのコンセプトの転換は勇気がいることだと思う。でもそれを1週間でやってしまうのだから、凄いなぁ、マスター。

お店に入ると、ショーケースに並んでいるのは、鶏の唐揚げだけ。鶏の唐揚げ専門店だから当たり前なんだけど、今までありそうでなかった専門店だから不思議な感じがしてならない。
マスターの話によると、休んでいた1週間の間にいろんな種類の唐揚げを作り、気が付くとレシピブックには96種類の唐揚げが書き込まれていたのだとか。そんな熱心な研究の末、定番として「にんにく醤油」と「ハーブ塩」を出し、日替わりで「カレー」「ゆず胡椒」「梅」「紫蘇」などから1つ、さらに「名古屋風 手羽先揚げ」を加え、4種類の唐揚げを出していくことにしたという。

この日は、残念ながら「名古屋風 手羽先揚げ」はすでに売り切れていたため、ショーケースに並んでいたのは3つ。
まずは定番の「にんにく醤油」(100g200円)。説明にはこう書いてあった。
2種類の合わせ醤油をベースに、にんにく・生姜・鶏ガラ・酒などをブレンドし、コクのある味わいに仕上げました。
続いてこれも定番の「ハーブ塩」(100g220円)。こちらの説明にはこう書いてあった。
岩塩をベースに7種類のハーブと3種類のスパイスを加え、さっぱりとした味わいに仕上げました。
そしてこの日の日替わり唐揚げである「ゆず胡椒」(100g240円)。こちらの説明はこんな感じ。
ゆずの華やかな香りと白胡椒のアクセントが食欲をそそります。お酒のお供にもおすすめです。 説明を読むと、どれも違うようだが、見た目はどれも茶色で全く区別がつかない(笑)。これはもう全部買って、食べ比べてみるしかないよね。

ということで、それぞれ100gずつ買っちゃいました(笑)。
左奥から時計回りに、「にんにく醤油」、「ハーブ塩」、「ゆず胡椒」なんだけど、やっぱり見た目では区別がつかないよね(笑)。だけど食べると、どれがどれだかハッキリわかるんですよ。

一番わかりやすいのは、この「にんにく醤油」。食べる前からニンニクの香りがするからね。でも食べると、食べる前に感じたほどニンニクは主張せず、醤油の味わいの方が強い。

「ハーブ塩」はその名の通り塩が効いていて、これもわかりやすい。お酒が欲しくなる味だね。

「ゆず胡椒」もユズの香りですぐわかる。
3つ食べ比べると、何だか不思議な感じがする。だって見た目は同じなんだよ。それなのに食べると違う味がするって……うーん、やっぱり不思議な感じ。
3種類に共通して言えるのは、どれも外側がカリッとしていて、中がジューシーで柔らかいこと。下準備に1日かけて、とにかく鶏肉の臭みを取り、肉を柔らかくジューシーにしているのだという。
リニューアルオープンから1カ月ちょっと。お店の状況をマスターに聞くと……。
「おかげさまで好調です。朝揚げたモノがお昼にはほぼ売り切れ、休み時間を使って揚げ続けて夕方に出すと、閉店時間前までには売り切れてしまいます。ちょっと高いと思われるかもしれませんけど、一度食べていただければ違いがわかると思います。実際、ウチのお店はリピーターの方が多いんですよね」 確かにこのお店の唐揚げは、スーパーの総菜コーナーにある唐揚げとはひと味違う。鶏の唐揚げは大人も子どもも大好きだし、ハマる人はハマッちゃうかもね。「鶏の唐揚げが大好き」という人は、一度食べてみた方がいいと思うよ。
【DATA】住所:東村山市栄町3-15-2
電話:042-391-8666
営業時間:午前11時~午後2時、午後4時~7時(売り切れ次第終了)
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。〔PR〕
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鶏の唐揚げ専門店てありそうでないですよねぇ…
おいしい唐揚げ食べたいっ
色んな味のバリエーションがあると
ついつい買ってしまいそうですね
近くにあったらいいのになぁ~(笑)