読者の方から7月28日にインド料理店がオープンしたという情報が寄せられたので早速、行ってきました。
そのお店とは、こちらの
「piaaz(ピアーズ)」。「ピアーズ」とは、インドの言葉で「タマネギ」を意味する。

場所は東村山駅から説明すると、東口を出て府中街道を右折。そのまま八坂方面に進み、郵便局のある交差点を左折して鷹の道に入る。しばらく進むと左側に中華料理店
「どんどん」が見える交差点があり、そこを右折。そして左側に中華料理店
「中華洋食 一番」が見えたら左折。そのまま真っ直ぐ進むと左側に見えてくる。
以前に
「Dining みうら」というイタリア料理店があった場所といえば、わかるだろうか。
お店の前でランチメニューを見ていたら、インド人の店員さんが出てきて、「いらっしゃいませ、どうぞ」と言ってきたので、ちょっとビックリ。でも裏通りのわかりにくい場所だけに、これくらい押しの強い営業をした方がいいのかもしれない。
お店に入り、私はランチメニューを見た。セットはAからGまで7種類。
A.日替りカレーセット(850円)
B.ダルパラクセット(850円)
C.ベジタブルカレーセット(850円)
D.チキンカレーセット(880円)
E.マトンカレーセット(880円)
F.シーフードカレーセット(980円)
G.3種類カレーセット(1280円) メニューをよく見ると、どうやら辛さが選べるらしい。

面白いのは辛さ5の「超大辛」の下の注意書きだ。
「おすすめできません」 ひょっとしたら辛いのが好きなのは日本人だけで、インドではそれほど辛いのは好まれていないのかなぁ。それとも「超大辛」は本場インド仕様で、日本人の舌には合わないということなのか? いずれにせよ、お店が「おすすめできません」と言うのだから、無理して頼むことはないだろう。
ということで、私は「マトンカレーセット」を頼み、辛さは3の「大辛」にしてみた。

まず運ばれて来たのは、スープとサラダ。スープは野菜スープだと思うんだけど、ちょっと変わった香りがして面白い。味はニンジンがメインの野菜ジュースみたいな感じ。

続いて運ばれて来たのは、マトンカレーとナン。いやあ、ナンの大きさにビックリしちゃったよ。厨房はレジの奥にあるから、タンドール釜があるかどうかは確認できなかったけど、こんな大きなナンを出すのだから、当然あるんじゃないかなぁ。

ナンが大きいから、マトンカレーの器が小さく見えるが、決して量は少なくない。上に見える黄色い細切りのモノは生姜だ。
いい香りがするけど、香りから判断する限り、それほど辛そうではない。

しかし、何と言ってもこのナンだよなぁ。こんなデカいのは久々に見たよ。ちょっとちぎって、何も付けずに食べてみる。パリッと焼けた部分とモチッとした部分があって旨い。
ではでは、カレーを付けて食べてみますか……あれ? 全然辛くないや。スパイシーさはなく、いろんな香辛料による複雑な旨味みたいなモノも感じられない。その分、とっても食べやすい。
マトンもゴロゴロ入っているし、店名でもあるタマネギもたっぷり。ナンが大きいから、カレーの方が足りなくなってしまった。最後はカレーの入ったお皿をナンでピカピカに磨くくらい、キレイにカレーを“拭き取って”完食。

最後にセットのドリンクとして頼んだアイスチャイを飲んで、ホッとひと息。
旨いナンが食べられるお店はこれまでなかったから、このお店は私としては凄くうれしい。いろんなカレーを食べてみたいから、今度来る時は「3種類カレーセット」かな。
【DATA】住所:東村山市本町3-8-23
電話:042-398-2112
営業時間:午前11時~午後10時半(ラストオーダーは午後10時)
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
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