2018年12月30日に惜しまれつつ閉店した、東村山駅東口のカフェレストラン
「グリム館」。その後、2019年4月7日に
「伊都の郷 藏」という居酒屋がオープンした。「早く取材に行かなきゃ」と友人の
まっすぃーを誘って6月末に行ったんだけど、なかなか記事にできなくて……すみません、4カ月近くも放置していました。
ということで、料理の値段は消費税が上がる前のモノであることを了承願いたい。
まっすぃーとサシで飲むのは久しぶりなので、楽しみにしつつ東村山駅東口にやって来た私。

お店の入っている建物を眺めると、この場所に
「グリム館」があったことなど全く感じられない。改めて
「グリム館」はもうなくなったんだなぁと思ったよ。
お店の前で待っていると、
まっすぃーが現れたので早速、2階へ。

入り口はこんな感じ。チラッと店内が見えるけど、入り口を開けるとすぐ客席だった
「グリム館」とは違い、店内レイアウトはかなり大胆に変わっている。

窓側のテーブル席に座り、まずは生ビールで乾杯しようと思ったんだけど、運ばれて来たグラスを見てちょっとビックリ。グラスが薄張りなんだよね。日本酒を薄張りグラスで出すお店はあるけど、生ビールを薄張りグラスで出すお店は初めてかも。
ちょっと怖々乾杯し、グイッと飲む。うん、口当たりがいいなぁ。いつもより旨く感じる。
さて、このお店は看板に「糸島野菜とうまかもん」と書いてあったので、野菜系のツマミを頼んでみますかね。

まず運ばれて来たのは「オニオンスライス」(380円+税)。このお店、テーブルに醤油や塩などの調味料は一切置いていない。つまりすでに料理には味が付いているということ。
大抵、居酒屋でオニオンスライスを頼むと、オニオンの上にカツオ節がかかっている状態で、「醤油は自分のお好みの量を」というスタイルなんだけど、このお店の「オニオンスライス」は出汁がかけられている。
食べると薄味で、関東の人にはちょっと物足りないかもしれないけど、広島出身で薄味に慣れている私にはちょうどいい感じ。旨いね。

こちらは「おくらのおかか和え」(380円+税)。これも茹で加減がよく、シャッキッとしていて旨い。

これは「ほうれん草のおひたし」(380円+税)。見てわかるように、超薄味。薄味に慣れている私でも、ちょっと物足りなさを感じるくらい。でもその分、ほうれん草の旨味がよくわかる。普段、いかに調味料でごまかして食べているかだよね。

肉も食べた方がいいかなと思い、「鶏のから揚げ」(580円+税)を注文。ボリュームに物足りなさを感じるものの、柔らくてとてもジューシー。マヨネーズがなぜか添えてあるんだけど、これが福岡スタイルなのだろうか?

こちらは「一口餃子」(580円+税)。「一口餃子」って、大阪名物と思ってたけど、福岡でも名物なんだね。知らなかったよ。ただ、個人的には普通の大きさの餃子の方が「食べた!」という満足感があって好きかも。これはこれで旨いんだけどね(笑)。

さてさて、コレ、何だと思います? 「コリンキーの浅漬け」(380円+税)なんだけど、まず「コリンキー」って何?って 感じですよね。「ポリンキー」なら知ってるけど(笑)。
お店の人に聞くと、カボチャの一種で、生でも食べられるのだとか。ということで頼んだんだけど、これが意外と旨かった。コリッとした食感と、ほんのり甘い感じがいいんだよね。
まっすぃーがグラスワインを頼むと、こんな感じで出てきてビックリ。何、このグラス!(笑)。

デカいでしょ。「ルネッサ~ンス!」って感じだよね(古いなぁ、私 笑)。

私は日本酒にチェンジ。これもお銚子がちょっと変わっている。底が丸ではなく、三角なんだよね。
料理もお酒もいろいろとこだわっているんだね。

日本酒を頼んだから、魚が欲しくて注文したのが「自家製〆さば」(580円+税)。炙っているんだね。

〆方も浅くて、食べると……。
旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪ 炙った皮目あたりの脂がまた旨いんだなぁ 。日本酒が進むね。

いろいろ食べたけど、〆はなぜか「ポテトフライ」(380円+税)。一品一品にいろいろとこだわりを見せてきたこのお店だけど、「ポテトフライ」は普通だった。でも、その方が私としてはうれしかったけどね(笑)。
4カ月も記事にしないで放置しておいて言うのは何だけど、このお店のお酒や料理へのこだわりはいいと思うな。注文するのが楽しくなる。料理の値段もリーズナブルだし、オススメですよ。
【DATA】住所:東村山市本町2-3-71 伊わ多ビル2階
電話:042-313-3995
営業時間:正午~午後2時(ラストオーダーは午後1時30分)/午後5時~11時(ラストオーダーは午後10時30分)
定休日:不定休
店内禁煙(喫煙ルームあり)
ホームページはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。またお店のDATAは取材当時のモノであり、変わっている可能性があります。