久米川駅南口の、バス通りと桜通りの交差点の一角で頑張っていたフランス料理店
「ビストロ・ラ・プロヴァンス」が惜しまれつつ閉店したのは、2016年の夏のこと。その後、2016年10月に洋食店の
「Kitchen くら」がオープンしたのだが、2018年にいつの間にか閉店してしまった。
しばらく「テナント募集」の貼り紙が出ている状態が続き、「この場所、どうなるんだろう?」と思っていたら、2019年3月1日に新しい飲食店がオープンした。
それが今回紹介する
「bistro らぐ~」だ。

店名に「bistro(ビストロ)」という言葉が入っているし、テント屋根や入り口横の大きな垂れ幕にワイングラスのマークが入っていることから、カジュアルフレンチとお酒が楽しめるお店みたい。
でも、入り口前に出ているランチメニューの置き看板を見ると……。

ちょっと洋食店っぽい感じがする。「らぐ~」という、ひらがなで書かれた緩いイメージの店名からして、目指しているのはバルとかダイニングバーではなく、「お酒も飲める、気軽な洋食店」という感じがする。
お店に入ると、テーブルの配置などは以前と少し変わったものの、奥に厨房がある基本構造に変わりはない。
この日の「ハンバーグ」(980円)は「和風ハンバーグ」ということだったので、私はそれをいただくことにした。

まず最初にサラダとスープが運ばれて来た。それを食べ終わるころに……。

ライスと和風ハンバーグが到着。へぇ、和風ハンバーグはミニフライパンに乗って出てくるんだ。

ハンバーグは見た目、小さく感じるけど、よくよく見るとかなり厚みがある。大根おろしがたっぷり乗っているのもうれしいね。

では、ハンバーグをナイフで切って……おおっ、やっぱり分厚い!
ソースをたっぷり絡め、大根おろしを少し乗せて、いただきま~す……。
ん? (゚д゚lll) んんん!! これまで食べて来た「和風ハンバーグ」からイメージする味と違って、戸惑ってしまった。
和風ハンバーグにはポン酢が使われることがあり、多少の酸味はあるものの、基本的には甘辛い味わいのモノが多いと思う。でもこのソースは、まるで酢豚のように酸味がガツンと効いているのだ。
最初は想像と違う味で、ちょっと戸惑ったけど、二口、三口と食べていくと……。
コレ、旨いじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!! たぶん、人によって好みは分かれると思うけど、私はこの味、気に入ったなぁ。

食後にはコーヒーか紅茶が付く。私はコーヒーをお願いした。
いやあ、今回の「和風ハンバーグ」にはビックリしたなぁ。何だかほかの料理もこんな感じで、ひと工夫もふた工夫も凝らされている気がするなぁ。今度はランチメニューの「本日のカレー」(880円)を頼んでみようかな。また意外なモノが出てきたりして。
最近、増殖しているインド・ネパール料理店とはひと味違うカレーが出てくるとうれしいな。楽しみ、楽しみ。
【DATA】住所:東村山市栄町2-32-6
電話:042-202-1008
営業時間:午前11時30分~午後2時30分/午後6時~深夜0時(祝日は午後11時まで)
定休日:日曜
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