ちょっと変わったラーメンが食べたいなぁと思いながら、久米川駅南口を散策していた私。「バスで秋津に行ってみるかなぁ。久米川駅周辺で変わったラーメンってちょっとないよなぁ……」と思って「あっ」と思い出した。
確か久米川駅南口のラーメン店
「麺匠 和蔵」が期間限定で「酸辣湯麺」を出していたなぁ。まだやってるかなぁ。とにかく行ってみよう。

と、来てみたのだが……。

うーん、どうやらやっていないようだ。というか、ランチタイムにはやってないのかもしれない。
どうしようかなぁ……と改めてランチメニューを見ると、「鯛塩ラーメン」(750円)と「海老豚骨ラーメン」(800円)というメニューがあることに気づいた。「鯛塩ラーメン」は何となく味が想像できるけど、「海老豚骨ラーメン」はどんな味なんだろうか? ちょっと想像ができなかったので、「これは食べてみるしかないかな」と思い、お店に入ることにした。
カウンターに座り、「海老豚骨ラーメン」を注文。しばらくして、来た、来た。

これが「海老豚骨ラーメン」。海老の香りが凄いなぁ。どこに海老がいるんだ? 具材の上にちょこんと乗った海苔をわきによけると……。
海老、見っけッO(≧∇≦)O!!! 魚粉ならぬ海老粉が刻みネギの上にたっぷり乗っている。「海老粉」と言っても魚粉のようなパウダー状ではなく、もっと荒い感じ。香りの発生源は間違いなくコレだ。

スープは少しドロッとした感じ。飲むと、豚骨の香りが鼻から抜けていく。濃厚だねぇ。
ではちょっと海老粉をスープに混ぜていきますかね。そしてレンゲですくって飲んでみると……。
んん! (゚д゚lll) んんん!! 口の中で海老味と豚骨味がお互いに主張して、がっぷり四つという感じ。調和する兆しが全くない。量からすれば、海老粉の方が圧倒的に不利なハズなのに、「負けるもんか」と主張してくる。何だ、このスープ。面白過ぎる。

ちょっとビックリしたのは、麺が極細だったこと。ドロッと粘りのあるスープをしっかり持ち上げるモノだから、麺を口に入れても、海老と豚骨の仁義なき戦いが続く。面白いなぁ。
極細麺ということは替え玉ができるのかな? そんなことを思いつつも、海老と豚骨の“味の主導権”争いが楽しくて、麺や具材を食べ終えたあとも、ひたすらスープを飲み続けた。

そして完食。何か不思議なラーメンだったなぁ。大抵はうまく混ざり合って、「旨い」とか「マズい」とかの判断ができるんだけど、混ざり切らず、それぞれが味を主張するんだもんね。こういうラーメンもアリだと思うな。うん、アリですよ。
【DATA】住所:東村山市栄町2-18-9
電話:042-395-6682
営業時間:午前11時30分~午後2時/午後6時~翌朝5時
定休日:日曜
お店について詳しくはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。またお店のDATAは取材当時のモノであり、変わっている可能性があります。
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