東村山グルメ日記2

志村けんでおなじみの東京都東村山市に限定した超ピンポイントのグルメ情報サイト

旨い日本酒と旨い料理をとことん堪能

 今でこそ八坂小学校近くにある「本多屋酒店」や久米川駅南口の住宅街にある「水新酒店」といった個性的な酒屋が手に入りにくい日本酒を仕入れ、また日本酒ファンを増やすために角打ちや、「のみむら」などのイベントを積極的に開催しているが、それはほんのここ数年の話だ。日本酒人気がまだ低かったころからずっと頑張って来た酒屋が東村山市にはある。
 萩山小学校の近くにある「川島酒店」だ。10年以上も前から「地酒を楽しむ会」というイベントを開催している。
 どういうイベントかというと、地酒の蔵元の人を呼び、東村山市内にある飲食店で、その地酒に合った料理を出してもらい、地酒と料理を楽しんでもらうというモノ。「川島酒店」は蔵元と飲食店をコーディネートし、イベントの告知をしてお客さんを集める。蔵元の人は自分のところでつくるお酒のPRができるし、飲食店は多くの人に料理を味わってもらえる。お客さんは地酒について蔵元に直接話が聞けるし、普段あまり行かない地元の飲食店の良さを知ることができる。「川島酒店」も自分のお店で取り扱っている地酒の紹介でもあるから、お客さんが気に入れば、お店に買いに来てくれる。
 三方どころか、四方よしのWIN-WIN-WIN-WINだ。

 私がこのイベントの存在を知ったのは、何年前だろうか。7、8年前かなぁ。「川島酒店」の奥様が書いているブログ「マロンの一期一会」を見つけてからだ。以来、ずっと参加したいと思っていたのだが、なかなかタイミングが合わず、参加できないでいた。

 そうこうするうちに「マロンの一期一会」が2015年7月29日の記事を最後に更新されなくなった。奥様の愛犬・マロンが老衰で亡くなったことを書いた記事が最後だった。「地酒を楽しむ会」の開催情報をこのブログから得ていたので、ブログが更新されなくなってからは、開催情報もわからなくなってしまった。
 あとで知ったのだが、奥様は愛犬・マロンが亡くなったあと、後を追うようにして亡くなられたのだとか。

 そんなこんなで私と「地酒を楽しむ会」とをつなぐ糸は切れてしまったのだが、「川島酒店」フェイスブックページを見つけてから、また情報が得られるようになった。そしてナント、「川島酒店」のご主人から「地酒を楽しむ会に来ませんか」とお誘いをいただいたのだ。これはもう行くしかないでしょう。


 前置きがかな~り長くなってしまったけど、そんなワケで今回は、44回目の開催となる「地酒を楽しむ会」に参加した時のお話。

葉月

 今回の会場は東村山駅東口にある日本料理店「葉月」

今どき「日本料理」と銘打つお店は少ない

 看板にドーンと「日本料理」と書いてあるのだが、今どき「日本料理」と銘打つお店は少ない。それだけこだわりを持っているお店なんだよね。

すでに料理が置かれている

 お店に入ると、すでに料理の乗った大皿が置かれていた。

 今回、このイベントに参加してくれた蔵元は埼玉県は毛呂山町にある「麻原酒造」だ。「琵琶のさゝ浪」でおなじみの蔵元だ。

最初の1杯

 参加者が揃ったところで、本日の1本目を開栓。うーん、いい香りだ。

お酒はコレ

 1本目のお酒はコレ。しぼりたて純米生原酒「Sasanami~ささなみ~冬」だ。

スペックはこちら

 スペックはこんな感じ、生原酒だからアルコール度数は18度と高めなんだけど、しぼりたてのフレッシュさがあるので、そんなにドシッとした重たさはなく、スーッと飲めちゃう。危険だなぁ(笑)。

 ここで参加者から蔵元の人に質問が飛んだ。

「どうして埼玉でつくるお酒なのに『琵琶のさゝ浪』なの?」

 そうそう、それは私も疑問に思っていたところだ。蔵元の人によれば、創業者の麻原善次郎は琵琶湖の近くで生まれ、9歳で東京は青梅市にある酒蔵に奉公し、29歳で現在の場所で開業したのだという。そして、心を込めて人に喜ばれるお酒を造っていけば、人から人へとさゝ浪のように伝わっていくだろうという思いから「琵琶のさゝ浪」という銘柄にしたのだという。
 なるほど、そうでしたか。

刺身が運ばれてきた

 と、そこへ刺身が運ばれて来た。日本酒に刺身……いいねぇ。至福です。

続いては純米吟醸「武蔵野」

 続いて2本目が開栓。純米吟醸原酒「武蔵野ブラック」だ。

スペックはこんな感じ

 スペックはこちら。「武蔵野」という言葉から、荒々しさやドッシリ感をイメージしがちだけど、それらのイメージをあっさり裏切ってくれる。飲みやすく、後味スッキリ。

ここであん肝の登場だ

 おっ、ここであん肝の登場ですか。これも日本酒によく合うなぁ。

3本目はコレ

 3本目は純米吟醸「Sasanami~ささなみ~秋」。

スペックはこちら

 これは原酒ではないので、アルコール度数は15度。やはり飲むと、度数より軽く感じる。どのお酒もそうなんだけど、口当たりがいいんだよね。インパクトという点では、どのお酒も少し欠けている感じだけど、飲み飽きないし、料理に合わせやすいお酒だと思うな。

ちょっと変わったお酒が登場

 ここでちょっと変わったお酒が登場。純米活性「もろみ酒」なんだけど、このお酒の凄さは……。

見て欲しいのは製造年月日

 一番下の製造年月日を見てくださいな。実はこの「もろみ酒」、今年つくったモノではなく、昨年つくったモノを「川島酒店」で1年寝かせたモノなのだ。本来ならシュワシュワとした口当たりなんだけど、ガスが抜け、まろやかな感じ。へぇ、1年寝かせるとこうなるんだねぇ。凄く貴重な体験だよ。

メインはあんこう鍋

 さて、料理のメインがここで登場。鍋の具材から、何鍋かわかりますか?

旨そうじゃないの

 あんこう鍋なんですよ、コレ。もう、旨いの何の。幸せだね。

 鍋で店内が温まると、当然、日本酒も徐々に冷えた状態から常温へと変化していく。で、飲むと、「エッ、コレ、さっき飲んだお酒と同じなの?」と言いたくなるほど、味も変化していく。こういう楽しさも日本酒にはあるんだよね。

意外なお酒が登場

 ここで蔵元の人が変わったお酒を出してきた。日本酒ではなく、三鷹産のキウイフルーツを使った「キウイ酒」だ。

濃厚で旨かった

 これがトロッと濃厚で、搾ったキウイフルーツをそのまんま飲んでいるような感じ。甘酸っぱさがたまらない。インパクトという点では、このお酒がこの日一番だったかも。


 いやあ、飲んだ、飲んだ。食べた、食べた。会費5000円でこれだけ飲めて食べられるなら、言うことナシだよ。
「葉月」のご主人、美味しい料理をありがとうございました。
「麻原酒造」の部長さん、美味しいお酒と聞き応えのある解説、ありがとうございました。
 そして「川島酒店」のご主人、こんな素敵な会に誘っていただき、本当ありがとうございました。これからも「地酒を楽しむ会」を続けて、日本酒ファンを増やすとともに東村山市内の飲食店を盛り上げてください。




【DATA】
住所:東村山市本町2-24-4
電話:042-397-3450
営業時間:午前11時30分~午後2時(ランチは火曜から土曜)/午後5時30分~10時30分
定休日:月曜
お店について詳しくはこちら




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。またお店のDATAは取材当時のモノであり、変わっている可能性があります。



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[ 2018/12/27 17:35 ] 【和食全般】 葉月(本町) | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す57歳。

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