東村山グルメ日記2

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【コラム】東村山市におけるインド(ネパール)カレーの系譜

 2018年4月4日時点、東村山市内にインド・ネパール料理店は10店ある。

*新秋津駅「ロータス」
*新秋津駅「Piaaz(ピアーズ)新秋津店」
*東村山駅東口「Piaaz東村山店」
*東村山駅西口「PIMA(ピーマ)」
*東村山駅西口「ロティー屋」
*久米川駅北口「ネパール」
*久米川駅北口「ナンバガン」
*久米川駅南口「サンガム久米川店」
*久米川駅南口「カマナ」
*武蔵大和駅「BIHANI(ビハニ)」

 だけど、もともとこんなにお店があったワケではない。私がこのブログを始めた2004年11月時点では、日本人シェフによるインドカレーのお店が2つあるだけだった。



東村山市におけるインドカレー黎明期

 その2つのお店とは……。

あうる

 懐かしいなぁ。久米川駅南口にあった「あうる」。2010年11月7日に閉店したんだよね。
 そしてもう1つは……。

タージ

 これも懐かしいなぁ。「Taj(タージ)」だ。不幸な事故があり、2005年10月に閉店してしまったのだが、その後何度か1日だけの復活営業してくれた。この「Taj(タージ)」のインドカレーをナンで食べてみたかったという思いが、今も私の中にはある。



2008年は本場インドカレー元年

 日本人シェフによるインドカレー店しかなかった状況が、2008年からガラリと変わってくる。
 まず最初に2008年7月28日にオープンしたのが……。

Piaaz東村山店

 今も営業し続けている「Piaaz東村山店」だ。当時はこのお店が「Piaaz」の1号店だったので、「東村山店」という名称は付いてなかった。
 駅から離れていて、しかもわかりにくい場所にもかかわらず、このお店はオープン直後から口コミで繁盛していった。東村山市に初めてできた、本場のシェフがつくる、焼き立てのナンでカレーを食べる本格的なインドカレー店だったのも大きかったかもしれない。

Piaaz新秋津店

 ちなみにこれが新秋津駅前通り商店街にある「Piaaz新秋津店」「Piaaz」は東村山店を出したあと、東所沢にお店を出してたのだが、閉店し、新秋津に新たにお店を出し、現在は三鷹にもお店を出している。


 さて、2008年は9月にもう1店、インド料理店がオープンしている。

ノアの箱舟

 久米川駅南口はウイング通りにあった「ノアの箱舟」だ。残念ながら閉店し、現在この場所はダイニングバーの「Si Tonno(スィ・トンノ)」になっている。



2009年からインドカレー店が増殖

 2008年、東村山市に一気に本場のインドカレー店が2つもオープンしただけでも驚きなのに、2009年からさらにインドカレー店が増えていく。
 3番目は、ナント、2009年の1月1日にオープンというこのお店。

ナンバガン

 久米川駅南口にあった「ナンバガン」だ。2015年末に閉店したのだが、2017年7月14日、久米川駅北口に復活した。


 4番目にオープンしたのは……。

PIMA

 今も東村山駅西口で頑張っている「PIMA」だ。オープンしたのは2009年7月。


 そして1カ月遅れて2009年8月にオープンしたのが……。

エベレスト&富士

 市役所近くにあるスーパー「いなげや市役所前店」の中にあった「エベレスト&富士」だ。店名がユニークなので気づかなかったけど、今思えばこのお店、「ネパール・インド料理店」と、「ネパール」を強調した最初の東村山市内のお店だった。カレーだけでなく、ネパール独自の料理も出していていろいろ食べてみたかったけど、残念ながら2013年8月31日に閉店してしまった。


 市内6点目がオープンしたのは、2010年4月のこと。

メリーレストラン

 東村山駅西口は化成小学校前にあった「メリーレストラン」だ。このお店、その後、「メリーアジアンダイニング」を経て、「カマナ」となり、「カマナ」が久米川駅南口に移転したため、現在は営業していない。


 このあとも私は取材していないのだが、所沢街道の現在、「ドミノピザ」になっている場所に「アリババ」というインド料理店がオープンしたり、久米川駅南口に「メリーアジアンダイニング」がオープンしたのだが、今はどちらも閉店してしまっている。



インドカレーからネパールカレーへ

 ヱスビー食品がカレーのCMに「インド人もビックリ!」というコピーをつけたように、「カレーの本場はインド」というイメージを多くの日本人は抱いている。だから本当はシェフはネパールの人であっても「インドカレー」と銘打つお店が多かった。それが2013年くらいから、「インド」と一緒に「ネパール」を表記したり、「インド」を消して「ネパール料理店」とするお店が出てきた。

 2013年4月にオープンしたこのお店もそうだった。

サウラハ

 久米川駅南口にあった「サウラハ」の看板を見て欲しい。「エベレスト&富士」と同じく「ネパール・インド料理店」とネパールを強調している。


 2013年に新秋津駅近くにオープンした「パナス」は「インド料理店」と銘打っていたが、店名を「アガン」とした時は「インド・ネパール料理店」、そして現在の「ロータス」なってからは……。

ロータス

「アジアンダイニング」とボカした表現になっている。


 2015年10月にオープンした東村山駅西口の「ロティー屋」は……。

ロティー屋

「インド・ネパール料理店」という表記になっている。


 2016年5月に久米川駅南口にオープンした「カマナ」は……。

カマナ

 看板に「ネパール・インド料理」と銘打っている。ネパール強調スタイルだ。


 2017年にオープンした武蔵大和駅近くの「BIHANI」はどうかと言うと……。

BIHANI

 看板にインドとネパールの国旗を入れ、「インド・ネパール料理店」という表記になっている。


 ここまでは「出すのはインド料理だけじゃないですよ」という感じなのだが、さらにもう一歩進んで、「ウチのメニューはネパール料理」ですと明確にしているお店も出てきた。

ネパール

 久米川駅北口の「ネパール」は店名からして、キッパリと“脱インド”宣言している。


 久米川駅南口から北口に移って復活した「ナンバガン」は現在、こんな感じだ。

現在の「ナンバガン」

 看板には「ネパール料理」の文字はあるが、「インド」の文字はどこにもない。看板に描かれている国旗もネパールだけだ。


 実は東村山駅西口にある「PIMA」もオープン当初は看板にさり気なく、インド国旗とともにネパールの国旗を描いていたが、今は大きなネパール国旗を幟代わりに掲げている。


 その一方でキッパリと「インド料理」と銘打っているのが、2015年9月21日に久米川駅南口のモザーク通りにオープンした「サンガム久米川店」

サンガム久米川店

 東村山市内に現在ある10店のインド・ネパール料理店のうち、「インド料理店」と明確に打ち出しているのは、「Piaaz東村山店」「Piaaz新秋津店」、そして「サンガム久米川店」の3店だけだ。
 そう考えると、この3店はほかよりもこだわりを持ってカレーをつくっている気がする。辛さについても、要望すればシッカリと辛いモノを出してくれる。
 だから、「インド料理」と銘打っているお店のカレーと、「インド・ネパール料理」もしくは「ネパール料理」と銘打っているお店のカレーは似ているようで、ちょっと違うと考えた方がいいかもしれない。そういうことを考慮しながら、自分好みのカレーを出すお店を探すと楽しいと思いますよ。




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。またお店のDATAは取材当時のモノであり、変わっている可能性があります。




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[ 2018/04/04 15:00 ] 【つぶやきなど】 コラム | TB(-) | CM(5)
こうして振り返りますと、東村山はインドカレーに恵まれている街と言えますよね。
喫茶店のような日本式カレーを含めると、美味しい店はかなりあるのではないかと思います。
今回は、意外な発見でした。
[ 2018/04/06 21:05 ] [ 編集 ]
萩山町在住さんへ
コメントありがとうございます。
おそらく東村山市に限らず、どこの市区町村も同じくらいインド・ネパール店が増殖していると思います。
あと5年もすれば、インドカレーはどこにでもある全く珍しくない料理となるでしょうね。


[ 2018/04/07 04:08 ] [ 編集 ]
以前はネパール出身の方でもインド料理店と言っていたのでインド料理店だらけでしたが、最近はプライドを持って「ネパール料理店」と名乗るようになってきたようです
(インド料理とネパール料理は違うのに、昔はネパールって言ってもわかってもらえなかったというのが一因だそうで)
[ 2018/05/08 17:54 ] [ 編集 ]
すいません途中送信でした
そんなことは置いといて

子供のころから有名無名問わずインドカレーを食べてきましたが、ピアーズさんは本当にレベルが高い!
都心にあったらとっくに超有名店なのに惜しい!
でも地元にこんな名店があって幸せ!
しかし帰宅が遅くてなかなかピアーズさんに行けない不幸せ!
[ 2018/05/08 17:57 ] [ 編集 ]
日本インド化計画さんへ
コメントありがとうございます。
「ピアーズ」は本当に旨いですね。東村山にあるのが本当に不思議であり、ありがたいです。


[ 2018/05/10 06:14 ] [ 編集 ]
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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す57歳。

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