その日、私はとにかくお腹が空いていた。そしてとにかく時間がなかった。「こういう時に頼りになるのは、やっぱ駅そばでしょう」ということで、私が飛び込んだのは……。

東村山駅構内にある
「秩父そば東村山駅店」だ。この
「秩父そば」、西武線沿線にたくさんあるのかと思ったら、東村山駅のほかは、清瀬駅、上石神井駅、武蔵関駅の3カ所にしかない。面白いのは所沢駅から秩父駅に向かうまでの駅にはないということ。
「秩父そば」なのにね(笑)。
まあ、そんなことはともかく、問題はサクッと何を食べるかだ。

入り口にはこんなポスターが。「鶏天中華そば」(450円)ねぇ。そば屋で中華そばって、気になるメニューを出してくるなぁ。
半分、「鶏天中華そば」の気分でお店に入り、券売機に向かった私は「かけ・もりセット ハーフわらじカツ丼」(690円)というボタンを発見。「これならお腹いっぱいになるかも」とポチッと押し、「もりでお願いします」と券を出すと、「カツは今から揚げるから4分いただきますけど、いいですか?」と店員さん。まあ、その間にもりそばを食べればいいワケだから……と思った私は、「あっ、いいですよ」と答えて、そばが出てくるのを待った。
カウンター越しに店員さんの動きを見ていると、何やら丼を手にしている。どうやら「かけそば」と勘違いしているようだ。「もりそば」が欲しかった私は思わず、「あっ、そば冷たいのでお願いします」と言ってしまった。そうしたら……。
こんなん (゚д゚lll) 出ました! うーん、ちゃんと「もりそば」と言わなかった私が悪いんだろうな。まあ、「もりそば」だったらワカメは付かないワケで、得したと思って食べましょうか。
寒いから、本当は温かい「かけそば」を食べるべきだと思うんだけど、実はこのお店の温かいそばを以前食べて、「このそば、冷水で〆たらプリップリで旨いんじゃないかなぁ」と思い、試してみたかったんだよね。そういう意味では、「もりそば」でも「冷たいかけそば」でもOKだったワケ。ただ、「もりそば」だったら、後でそば湯割りができて、体をあっためることができたかなぁと思っただけなんだよね。
食べてみると、思った通り、そばがプリップリで旨いこと、旨いこと。歯ごたえが気持ちいい。
で、「冷たいかけそば」を食べ終わったころに、来ました、来ました。

これが「ハーフわらじカツ丼」。なかなかのボリュームだ。パッと見た感じは、青葉町のそば屋
「滝乃家」の
「ソースカツ丼」に似ている。
では、いただいてみますか……へぇ、甘いんだね。ソースというよりタレがかかっている感じ。この味は東村山駅西口の飲める定食屋
「八海食堂」で食べた
「新潟タレカツ丼」に似てるかも。
いやあ、旨い、旨い。速攻で完食し、お腹いっぱい。
ということで、お店に入ってから15分もかからないうちに食べ終えて、次の場所へと移動しましたとさ(笑)
※早食いは「生活習慣病のもと」だから、賢い中高年はマネしないようにね。
【DATA】住所:東村山市本町2-3-32 東村山駅構内
電話:042-392-0485
営業時間:午前7時~午後9時
無休
ホームページはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。またお店のDATAは取材当時のモノであり、変わっている可能性があります。
- 関連記事
-