東村山グルメ日記2

志村けんでおなじみの東京都東村山市に限定した超ピンポイントのグルメ情報サイト

スッキリ旨い夏向きの日本酒を酒屋で一杯

 私が子どものころだから、今から40年以上前になるだろうか。親父のおつかいで酒屋にお酒を買いに行くと、お店の中で飲んでいる人をよく見かけた。昔の酒屋は、たいてい店内で飲めたんだよね。定価でお酒を出し、ツマミはお店で売っている乾きモノや缶詰。中にはわざわざ飲みに来るお客のために、おでんをつくっている酒屋もあった。
 今では酒屋そのものが減少しているせいもあるが、店内でお酒が飲める酒屋はほとんどなくなってしまった。

 いわゆる「立ち呑み」なのであるが、酒屋で飲むことを「角打ち(かくうち)」と呼ぶことがある。四角い升の角に口をつけて飲むことから「角打ち」と呼ぶようになったのだとか。そんな角打ちを期間限定で時々やってくれるのが、久米川駅南口の酒屋「水新酒店」だ。

 先日、このお店のフェイスブックにこんな告知が出ていた。

角打ちの告知

 店主が厳選した5種類の日本酒が1杯500円で飲めるという。しかもツマミの持ち込みOKなのだとか。過去に行われた角打ちになかなかタイミングが合わなくて行けなかったのだが、今回は何とか時間ができたので行ってみることにした。

水新酒店

 お店に行くと、「夏の生酒」と書かれた涼しげな幟が立っていた。いいねぇ。ツマミ持ち込みOKとあったけど、私は水だけを買って、ツマミは持たずにお店に入った。店内で買おうと思ったワケだ。

 お店に入ると、店主が「マサさん、久しぶりですね」とにこやかに迎えてくれた。あまりお店に行ってないのに、顔を覚えてくれて何だか照れくさい(笑)。
 店内は先客が1人。私は500ミリリットルのミネラルウォーターを持っていったのだが、その人は2リットルのペットボトルを持って来ていた。いやあ、気合いが違うなぁ(笑)。聞けば、所沢からわざわざ来たという。
 やっぱり、このお店の日本酒の品揃えは都内でもなかなか手に入らないものがあるから、チェックしている日本酒好きが多いんだね。
 私はたまにしか来ない客なんだけど、「ウチの街の酒屋なんだぜ」とちょっと自慢げになったりなんかして(笑)。


 最初に何を飲もうかなと思いつつ、テーブルを見ると、先客が飲んでいるお酒が置いてあったので、それを飲むことにした。

大典白菊

 岡山県は高梁市にある「白菊酒造」の吟醸酒「大典白菊 夏吟醸」。
 では、いただきますか……。

旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪

 涼しげな一升瓶のイメージそのまんま。スッキリしてノド越しが爽やか。米の旨味がスルッと駆け抜けていく。
「1つどうですか」と先客の人が、持参したクリームチーズを1つくれた。クリームチーズをひとかじりして、グビリ……いやあ、合うねぇ。

店内で販売されているツマミ

 とはいえ、ツマミをもらってばかりはいられないので、店内のツマミコーナーをチェック。種類は少ないけど、どれも日本酒に合いそうだ。私は「チーズかつお」を買ってみた。

結

 さて、2杯目は茨城県は結城市にある「結城酒造」の純米吟醸酒「結(ゆい) びぜんおまち亀口直汲み」。
 鼻を近づけるとほとんど香りはしないんだけど、口に含むとフワッと香りが広がる。アルコール度数は16度なんだけど、すごく飲みやすい。旨いなぁ。

残草蓬莱

 3杯目は神奈川県は愛川町にある「大矢孝酒造」の純米吟醸酒「残草蓬莱 Queeen原酒(一度火入れタイプ)」。
 これも口の中で香るタイプで、しかも華やか。驚きなのがアルコール度数。原酒なのにナント、12度なんですよ。この「12」にちなんで「Queeen」の文字が入っているんだけど、「e」が1つ多いのは「e(いい)お酒」だからなんだって。実際、いいお酒だと思う。このタイプのお酒、日本酒はあまり飲まないという女性でもイケると思うな。

笹の誉

 4杯目は長野県は松本市にある「笹井酒造」の純米吟醸酒「笹の誉 ひとごこち直汲み生 あかはね農園」。地元の「あかはね農園」で契約栽培した酒米「ひとごこち」を使って醸したお酒だ。
 甘酸っぱさが、いかにも夏向きという感じ。最近、ビールのように「最初の1杯は旨いんだけど……」という感じの日本酒が割と多いんだけど、これは飲み飽きないと思う。ツマミを食べながら飲み、ツマミがなくなってからも飲み続けられる感じ。これも旨いねぇ。

大那

 で、最後の5杯目はこのお店がオープン当初から取り扱っていた栃木県は大田原市にある「菊の里酒造」の特別純米酒「大那 無濾過生原酒 限定直汲み」。
 日本酒独特の酸味と、ほのかな甘み。日本酒らしい日本酒。原酒だからアルコール度数は17度あるけど、決して重たくはなく、これもスルリとノドを通っていく。

 あ~あ、3杯くらい飲んで帰ろうと思っていたのに、結局、店主が用意した5種類を全部飲んじゃったよ(笑)。でも、ほかのお客さんを交えての店主との日本酒談義、楽しかったし勉強になったなぁ。
 かなり飲んだハズなんだけど、水をシッカリと飲んだせいか、翌日はスッキリ。いやあ、楽しかった。角打ち、また行きたいなぁ。
 今回飲んだ5種類の日本酒はどれもオススメ。ぜひ飲んでみて欲しいな。できれば、四合瓶で3種類くらい買って、友達と一緒に飲み比べてると、きっと楽しいと思うよ。そうそう、飲む時はミネラルウォーターを忘れずに。水を飲みながら日本酒を飲めば、よほど飲みすぎない限り、翌日に残ることはないからね。
「日本酒を飲むと悪酔いする」と思っている人は、ぜひミネラルウォーターを側に置いて飲んでみてください。


 それにしても、楽しかったなぁ。旨いお酒をセレクトしてくれた店主、一緒に飲んだお客さん、楽しいひと時をありがとうございました。




【DATA】
住所:東村山市栄町3-12-1
電話:042-306-2963
営業時間:午前10時~午後8時
定休日:月曜
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★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。






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一人のみ
はじめまして。
いつもブログ拝見しています。
個人経営のお店に
一人飲みに挑戦してみたいのですが
不安で二の足を踏んでしまっています。
30代女性一人飲みにおすすめのお店はありますか?
ありましたら、宜しくお願いします(^-^)

[ 2016/06/17 21:02 ] [ 編集 ]
いしさんへ
コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが、基本的には東村山市内のお店は、どこも一人飲みに優しいですよ。このブログで紹介しているお店は、まず大丈夫だと思います。

賑やかなお店がいいのか、静かなお店がいいのか?
旨い料理のあるお店がいいのか、お酒メインのお店がいいのか?
久米川がいいのか、東村山がいいのか、秋津がいいのか?

いろんな条件があると思うので、一概には言えませんが、東村山市内に関しては、女性の一人飲みがしにくいお店を探す方がむずかしいような気が、私はします。
あとはお店に入る勇気があるかどうか…入ってしまえば「なぁんだ。もっと早く来ればよかった」と思うお店が多いと思いますよ。

あまりちゃんとした答えにならなくてすみません。


[ 2016/06/19 18:08 ] [ 編集 ]
ありがとうございます。
ざっくりとした質問ですみませんでした。
ブログを拝見して、友達とSi Tonnoに行ってきました!
クメガーワ美味しかったです。
あと、The Bar Hogsheadなどモザーク通りの気になる店に行きました。
友達と慣れたら、一人で行ってみようと思います。

一人でもほっとできて、ガヤヤガしてないとこを探しています。
たまに行くオアシスみたいなお店。
でも、人それぞれですしね、ブログ拝見して、探します!

あと、8月にシェシミズに行ってみます。
お店が出来ていたので。

ありがとうございましたぁ。
[ 2016/07/04 20:57 ] [ 編集 ]
いしさんへ
コメントありがとうございます。
返事が遅れてすみません。

>一人でもほっとできて、ガヤヤガしてないとこを探しています。
たまに行くオアシスみたいなお店。

ああ、わかります。よくわかります。
割とにぎやかに楽しく飲むお店が多いから、ガヤガヤしていない落ち着けるお店って、ありそうでないんですよね。
居酒屋やよりもバーやダイニングバー、料理店の方がいいかもしれませんね。

お気に入りのいいお店が見つかったら、教えてください。


[ 2016/08/08 13:26 ] [ 編集 ]
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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す54歳。

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