東村山グルメ日記2

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緑の中の和めるスポット

 東村山市にハンセン病の療養施設「国立療養所多磨全生園」(以下「全生園」)があることを知っている人はどれくらいいるだろうか? 知っているとしても、行ったことのない人は多いと思う。2015年5月に公開された映画「あん」でその存在を初めて知った人もいるだろう。

 せっかく縁あって東村山市に住んでいるのだから、ぜひ「全生園(「ぜんしょうえん」と読みます)」には足を運んで欲しいな。「国立ハンセン病資料館」で歴史を勉強して、納骨堂で祈りを捧げ、入所者の皆さんがコツコツ植えて大きくしていった約250種類、3万本の樹木がある園内を歩いてみて欲しい。きっといろいろと思うこと、考えることがある思う。
 そして歩くと、当然ながらお腹が空きますわなぁ(笑)。そんな時にオススメなのが、園内にあるお食事処「なごみ」だ。

なごみ

 園内の「中央通り」沿いにある建物に入っているのだが、入り口が奥まっているのでわかりにくいかもしれない。「森の釜めし」という幟が目印だ。

こんな看板が

 入り口に近づくと、こんな看板が。
 実は私、2008年4月にこのお店に行ったことがある。その時は店名は漢字で「和(なごみ)」と書かれていた。(その時の記事はこちら
 店名がひらがなになったということは、リニューアルでもしたのかな? 早速、店内に入ってみると……。

店内には映画「あん」のサイン入りポスターが

 おおっ、映画「あん」のポスターがあるではないか。しかもサイン入りの貴重なポスター。そしてその横には「祝みっちゃんち」と書かれた樹木希林さんの写真。
 これって、久米川駅南口の「交流基地 みっちゃんち」にあったモノじゃないの。ということは……。

「あら、マサさんじゃない。いらっしゃい!」

 奥の厨房から、「交流基地 みっちゃんち」の店主である、みっちゃんこと古川美智子さんが出てきた。話を聞くと、昨年末にこのお店の事業者となったのだとか。いやあ、そうでしたか。
 このお店は映画「あん」の撮影に使われた場所。「交流基地 みっちゃんち」は映画「あん」のスタッフルームとして活躍し、今度はロケ地となった場所の事業主ですか。みっちゃんはどこまでも「あん」と縁のある人なんだなぁ。

映画で使われた小上がり

 お店のレイアウトは8年前に来た時とほとんど変わっていない。入って右側が小上がりになっていて、真ん中の席で、

「店長さん、美味しい時は、笑うんだよ」

という予告編でもおなじみの感動のシーンが撮影されたそうだ。映画に感動した人には、この場所はちょっとたまんないだろうなぁ。

カウンターには「清水屋」の「東村山塩どら」が

 奥のカウンターには、東村山駅西口の和菓子店「清水屋」が映画「あん」でどら焼き屋の店主・千太郎がつくろうとしていた塩どら焼きを再現した「東村山塩どら」が販売されていた。これも「あん」のファンにはたまらないよね。東村山市以外から来た人には、いいお土産になると思う。

 メニューはそれほど多くはないけど、ランチや定食のほか、カレーライスやラーメンなどの軽食があり、映画に出てきたぜんざいを彷彿させる塩昆布付きの「特製ぜんざい」(400円)などのデザート、そしてアルコール類もあったりする。
 私も映画「あん」のファンだから、「特製ぜんざい」が気になるけど、ここはやっぱりお店のウリである「森の釜めし」から選ぶとするかな。釜めしの種類は5つ。

*とり五目釜めし(1300円)
*ほたて釜めし(1300円)
*鮭釜めし(1300円)
*山菜釜めし(1300円)
*うなぎ釜めし(1600円)


 迷ったけど、私は「ほたて釜めし」を選んでみた。

「ほたて釜めし」

 ちゃんと炊くから時間がかかるんだよね。待つことしばし。
 やっと来たのがこちら。釜めしのほかに味噌汁とサラダ、小鉢、お新香、フルーツが付く。
 では、釜めしのフタを開けてみますかね。

フタを開けるとホタテがゴロゴロッと5つも

 湯気とともに現れたのは、ホタテがゴロゴロッと5つも入った釜めし。ニンジンと絹さやの彩りもいいねぇ。旨そうじゃないの。

おかずもいっぱい

 釜めしだけでも十分食べられるけど、これだけおかずがあるとモリモリ食べられるね。

これくらいの盛りだと3杯食べられる

 これくらいの軽い盛りだと3杯は食べられる。山盛りにしても2杯は食べられるから、結構なボリュームだ。
 ではでは、いただきま~す……。

旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪

 若い人にはひょっとしたら味付けが物足りないかもしれないけど、それほど濃くないこの程度の味付けが50代の私にはありがたいね。ホタテはプリプリで旨いし、サラダや小鉢、お新香を時折つまみながら食べていくと、すぐに完食してしまった。いやあ、お腹いっぱい。

 腹ごなしに園内を散歩すると、樹木が多いせいか、空気が気持ちよくて何だか心が浄化されていくような気がする。
 間違った国の隔離政策が行われていた頃、この「全生園」は忌み嫌われていた場所だったようだが、今は緑が多くてホッとできる場所になっている。まだ行ったことのない人はぜひ行ってみて欲しいな。




【DATA】
住所:東村山市青葉町4-1-1
電話:042-395-2755
営業時間:午前11時~午後7時30分(ランチタイムは午前11時~午後2時まで)
ホームページはこちら




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。





関連記事
全生園はよく写真の撮影で行きます
梅や桜、菜の花など季節ごとに楽しめるのがいいところ
ここののぼりが気になっていましたが、立ち寄らずにいました
こんなに美味しそうな料理なんですね
近いうちに寄ってみたいと思います
[ 2016/02/29 23:25 ] [ 編集 ]
黒き月さんへ
コメントありがとうございます。
本当にひと息できるいいお店です。
撮影の合間にぜひ。


[ 2016/03/01 12:56 ] [ 編集 ]
先日、NHKの探検バクモンで、全生園が取り上げられていました。
爆笑問題の2人がロケしていたんですね。
[ 2016/03/01 22:24 ] [ 編集 ]
どろさんへ
コメントありがとうございます。
私も「探検バクモン」、観ました。
昨年放映されたものですが、何度も再放送しているみたいで、そのたびに「全生園」に訪れる人が増えているそうです。
キッカケは何であれ、多くの人に「全生園」に行ってみて欲しいなと思います。



[ 2016/03/05 12:25 ] [ 編集 ]
実家が清瀬でして。
全生園は、とても身近な施設ではありました。
色んな歴史を背負っているのは承知しているのですが。
僕の世代は、その歴史の中にいたわけでなく、悲惨な歴史を知らないのが現状です。

そんな気持ちでずーーっと過ごしてきたわけですから。
正直、何かあるんだけど、その何かはよく分からないモヤモヤとした場所として全生園を見てきました。
今は会社への通勤で所沢街道を使う物ですから、毎日あの前を通ってます。
敷地内に保育園施設みたいのができたのは道路沿いから確認できましたが。
このようなお店があるのは知りませんでした。

そして何より、全生園ってのは中に普通に入れるんですね。
それさえも知らなかった自分がいます。
フェンスに囲まれていると、それだけで何か分からない事情があるんだと、普通は思ってしまいます。
あんなフェンスは取り外して、もっともっとオープンになってくれればいいなと切に願います。

釜飯大好きなんで、妻でも連れて今度いってみます♪
[ 2016/03/07 09:13 ] [ 編集 ]
呑んべえさんへ
コメントありがとうございます。
「全生園」は療養施設と言いながら、以前は隔離施設だったので、入所者が脱走しないようにと周囲を柊で囲っていました。当時の柊は今よりも高く大きかったそうです。
そういう場所でしたから「入りにくい」と感じるのは当然だと思います。

でも今は自由に入れます。入りにくさはありますが、その分、入ってしまうと、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな空間が広がり、なぜだか落ち着きます。
今は梅がキレイ咲いてますけど、桜の季節になるともっといいですよ。「自分たちは不自由な思いをしてきたから」とほとんど剪定をされていない桜の木なので、満開になるとそれはもう見事です。
ぜひご夫婦で行ってみてください。


[ 2016/03/07 15:32 ] [ 編集 ]
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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す54歳。

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