最近はモツ鍋とか海鮮焼きとか、ウリのメニューを絞り込んだ居酒屋が増えている。久米川駅南口にも2015年2月12日、そういう居酒屋がオープンした。それが今回紹介する居酒屋
「あごひげ酒場」だ。

場所はスーパー「おおた」の隣。
で、このお店のウリは、餃子と唐揚げなのだという。
餃子がウリの中華料理店はいっぱいあるし、唐揚げの専門店もいっぱいあるけど、餃子と唐揚げの2つをウリにしているお店となると、これはちょっと珍しいかも。
仕事柄、夜はなかなか行けないので、「ランチをやっている」と聞いた私は、ランチタイムに行ってみた。
店内は奥行きがあって、間口の割にはなかなか広い。テーブル席に座って、周りを見渡すと、ほとんどのお客さんはお酒を飲んでいる。このお店、ランチをやっていると言っても、昼飲みOKで、メニューには定食以外に一品料理も載っている。休憩ナシの通し営業なので、午前11時30分から夜までずっと飲み続けることだってできる。昼飲み好きにはありがたいお店だ。

ランチの定食は3つ。
*名物 肉汁餃子定食(680円+税)
*人気者 秘伝の唐揚げ定食(680円+税)
*ジャンボ 手包みシューマイ定食(680円+税) 餃子と唐揚げがウリだから、どっちも食べたいのだが、定食を2つ食べるのは、さすがにこの年では無理だ(5年前ならたぶんできたけどね 笑)。
ということで、私は「人気者 秘伝の唐揚げ定食」とツマミメニューにある「肉汁焼餃子」(390円+税)を注文した。
ご飯は大盛りにできるということだけど、私は普通盛りでお願いした。

スープはセルフサービスとのこと。

玉子のスープなんだね。普通にすくったんだけど、玉子がたっぷり入って、ちょっとうれしかったりして(笑)。

そこへご飯と唐揚げ、香の物が運ばれてきて、「人気者 秘伝の唐揚げ定食」の完成!

唐揚げは1つ1つが大きく、それが6個も入っている。付け合せはレタスと千切りキャベツ、そしてマカロニサラダ。
それでは早速、「秘伝の唐揚げ」というヤツをいただいてみますか……ほほぉ、コロモはサクッとしていて、中のお肉は柔らかくてジューシー。旨いねぇ。
旨いけど、何かもうひと味欲しいなぁ。卓上を見ると、レモン汁と醤油がある。まずはレモン汁を付けてパクッ……うーん、コロモが少し油っぽいので、それは緩和されるんだけど、味としてはもうひと味欲しいところ。
そこでコロモではなく、肉の断面に醤油を少し垂らして食べてみると……うん、これならご飯にも合う。
食べ方が決まれば、あとはひたすら食うべし、食うべし(笑)。

と、そこへ「肉汁焼餃子」が到着。おっと、忘れてたよ(笑)。
小皿に醤油、酢、ラー油を入れてタレをつくり、それをつけてからパクッ……ほぉ、確かに肉汁が出るねぇ。小籠包ほどじゃないけど、これは凄いね。

餃子の中はこんな感じ。ほとんど肉餃子だよね。こんなに肉汁が出るんだったら醤油や酢を使わず、小籠包みたいに針生姜を乗っけて食べたり、食べるラー油を乗せて食べるともっと旨いかも。
そうは言いつつも、食べ終わると、かなり満足・満腹のランチになった。ふぅ~。
そう言えば、
「あごひげ酒場」という店名だから、「どんだけ、いかつい顔した店主がいるんだろう?」と思っていたら、ナント店内スタッフは全員女性だった。これにはビックリしたなぁ。
このお店の本当の二枚看板は「餃子と唐揚げ」じゃなくて、「午前11時30分から昼飲みできることと、元気な女性スタッフ」なのかもしれないね。
【DATA】住所:東村山市栄町2-21-26
電話:042-306-2757
営業時間:午前11時30分~深夜0時30分
定休日:不定休
お店について詳しくはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
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