昨年末のこと。久米川駅からバスに乗って新秋津駅に向かう途中、ちょうど恩多辻を過ぎたあたりに、マンションの1階部分に暖簾のようなモノが見えた。「あれ? こんな所にお店なんかあったっけ?」と思い、後日、行ってみて、そのお店が
「酒麺処 彩木(さいき)」という店名であることを確認。この時は営業時間が午後5時からで、居酒屋的なおつまみメニューとラーメンのメニューが貼り出してあることから、私は「ラーメンを出す居酒屋なんだな」と思っていた。だってね、日本酒では東村山の銘酒「屋守」を置いてるんだよ。「これは間違いなく居酒屋メインだろう」と思うよね。
行きたいのは山々なんだけど、夜にこの場所に繰り出すのは、ちょっとむずかしく、なかなか行けずにいた私。先日、散歩がてら昼間に行ってみた。すると……。

ナント、暖簾が出ているではないか。昼飲み営業を始めたのかな? と思いつつ近づいてみると……。

あっ、なるほど。昼はラーメン専門店としてやるワケね。居酒屋のサイドメニューとしてのラーメンじゃないってことなのかな?
「これは入ってみるしかないだろう」とお店に入ってみた私。
店内は意外と広く、入って左側にカウンターがあり、席が5つ並んでいる。そして右側のスペースには4人掛けのテーブルが4卓ある。
カウンターに置いてあったお店のチラシを見ると、
お酒が飲めるらーめん屋です!と書いてある。「ラーメンが食べられる居酒屋」ではなく、あくまでもラーメン屋であり、ラーメンがメインなんだね。ということで、このお店、ブログでのジャンル分けでは「ラーメン」に入れることにした。
さて、それではラーメンのメニューを見てみますかね。
*醤油らーめん
*味噌らーめん
*塩らーめん
*つけめん どれも税込で580円。「チャーシューメン」は醤油でも味噌でも塩でも200円増しの780円。もちろん税込。安いなぁ。
私は「醤油らーめん」を頼んでみた。

しばらくして運ばれて来たのが、こちら。お盆に乗ってコショウとともに運ばれて来て、ちょっとビックリ。

盛り付けが何となく、家庭でつくるラーメンっぽい。特にちょっとデコボコした味付玉子を見ると、すごく手づくり感あって「そうそう、殻を剥くのは大変なんだよね」と何だか親しみが湧いてくる。
まずはレンゲでスープをひと口……うん、スッキリしている……と思ったら、あとから塩気がやってきた。せっかくだからと、添えられたコショウを入れると、塩気と相まって、キリッとした味わいになった。

麺は中太の緩い縮れ麺。特にインパクトはない。でも具材の方は一見、普通っぽいけど、メンマにしろチャーシューにしろ、シッカリとつくられた味がして旨い。

味付玉子もほら、こんなに黄身がトロトロ。こんなトロトロ玉子じゃ、そりゃ殻を剥くのが大変だわ。

スープを飲み干して完食。全体的に家庭的な優しさを感じる味わいで、ガツンとくるインパクトはないんだけど、妙に後を引く旨さがある。
ふぅ~ッとひと息つきながら何気なくメニューを見ると、下の方にこんな文字が。

エッ、「麻辣麺」(750円)と「カレーらーめん」(750円)があったんだ。「麻辣麺」は花山椒を使っているのか。これは魅力だなぁ。夜のメニューも食べてみたいけど、次回は「麻辣麺」を食べてみたいなぁ。
【DATA】住所:東村山市恩多町3-20-32
電話:042-403-9346
営業時間:午前11時30分~午後1時50分/午後5時~11時
定休日:火曜
ブログはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
これは気になりますね