「軽く飲もうか」と友人にメールし、夕方5時に久米川駅北口で待ち合わせた私。安く飲みたかったから居酒屋
「一本槍」に行こうと思っていたのだが、待っているうちに「そうだ、久しぶりにあのお店に行ってみよう」と、居酒屋
「ながしま」へ。
ところが、お店の前に行くと、暖簾が出ていない。それでも中が明るいので、入り口を少し開けて中をのぞくと、「ごめんなさい。6時からなんだよね」と大将。うーん、そうだったか。
じゃあ、
「一本槍」にしようかなと思ったけど、ここであるお店が思い浮かんだ。それはパン屋
「ラザレ」の向かいにある
「らんらん」という居酒屋だ。

以前、
「DELICA323」という弁当屋があったんだけど、2010年10月に閉店。そのあとにオープンしたのが
「らんらん」だ。
お店には、
立ち飲み屋の料金で座って飲める店という貼り紙があり、前からずっと気になっていたんだよね。

表に出ているメニューを見ると、確かに安い。ということで、友人とともにお店に入ってみた。
入ってまずビックリしたのは、切り盛りしているのが女性2人だったこと。何となく大将がいる“親父系”のお店と思っていたんだけど、実は“お袋系”のお店だったんだね。

まずは瓶ビールで乾杯。サッポロの黒ラベルとはうれしいね。お通しは温かい味噌ちゃんこ。具だくさんで旨いなぁ。

お客さんが多くて忙しそうなので、すぐに出るツマミを最初に頼もうということで選んだのが、「オニオンスライス」(200円)と「ぬか漬(自家製)」(350円)。
「オニオンスライス」にはたっぷりとカツオ節が乗っていて、その上から醤油をかけて食べると……旨いッ! シンプルだけど、体にもいいし、旨いメニューだよね。
「ぬか漬(自家製)」は、よく見るとキラキラとした結晶のようなモノがかかっている。まあ、これはご愛敬ということで(笑)。

続いては私のリクエストで「ぎんなん」(200円)。気のせいかもしれないけど、銀杏を食べると元気が出るんだよね。

ちょっとビックリしたのが「焼ぎょうざ」(380円)。ちゃんとキレイに包んであり、中もギッシリ。しかもジューシーで旨い。
お皿に「蘭蘭」という文字が書いてあるのが、ちょっと気になる。たまたま、「蘭蘭」というお店のお皿をもらい受けたのか、それとも以前に「蘭蘭」というお店をやっていたのか……この日は忙しそうだったので聞けなかったけど、今度行ったら聞いてみよう。

この「ホルモン炒め」(300円)も旨かったんだよなぁ。これで300円は安いよ。

個人的にうれしかったのは、この「玉子焼(ねぎ入)」(380円)。言い方は悪いけど、全然プロっぽくなくて、“お母さんが急いでつくってくれた”という感じがして、妙にノスタルジーを抱かせる。味も、何かこう、シミジミさせる味なんですよ。
お店の雰囲気もアットホームで、妙に居心地がいい。料理が安いのもうれしい。これはきっとまた来ちゃうね。もっと早くに来ればよかったよ。
【DATA】住所:東村山市栄町1-11-60
電話:042-308-1888
営業時間:午後5時~11時(ラストオーダーは午後10時)
定休日:月曜
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
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安くて美味くてメニューも豊富にあるから、すごく良い店ですよね~