旬のツマミを取材したら、すぐに記事にして伝えないと意味ないんだけど……すみません。なかなか記事にできなくて。
今回の記事、取材したのは2月始めのこと。寒くて寒くて「熱燗で一杯やりながら旬のモノを食べよう」と友人を誘って向かったのは、久米川駅南口の居酒屋
「磯しん」。
毎年、この時期になると、このお店に行きたくなるんだよね。
ということで、まずは熱燗で「お疲れさ~ん!」。温かいお通しがうれしいね。
「やっぱり最初は刺身が食べたいなぁ」ということで、生サバと寒ブリの二点盛(680円)を注文。このお店の刺身は大根以外ツマが盛りだくさんで、いいんだよね。
〆サバじゃなくて、生サバ。断面の色合いが明らかに〆サバとは違う。
では、いただきま~す……。
旨いッO(≧∇≦)O!!! いやあ、旨いなぁ。生サバは久しぶりに食べるけど、〆サバとは全く違う味わいでいいね。
続いては旬の料理をということで「うど酢味噌」(580円)。このお店では、ウド酢味噌和えと一緒にウドの皮キンピラが付いてくる。
酢味噌和えには、こちらも旬の食材であるホタルイカが入っている。いただいてみると……あれ? 酢味噌が甘くない。
大将に聞くと、変えたのだという。「私も甘い方が好きなんですけどねぇ」という大将の口ぶりから想像すると、甘くない酢味噌の要望があったということなのかな?
うーん、私も甘い方が好きだなぁ。
皮キンピラは相変わらずの旨さ。熱燗が進んじゃうね。
これは「天ぷら三点盛」(880円)。3種類の塩が用意されている。
何の天ぷらかというと、タラの芽、カキ、白子の3種類。すごく贅沢だと思いませんか? これがどれも旨いんですよ。
そして私が大好きな「ギンナン焼」(580円)を注文。「今シーズンはあんまり銀杏を食べなかったなぁ」と言いつつ、1人でムシャムシャ。
刺身をもう少し食べたくなり、またしても二点盛を注文。今度はカツオと金目鯛にしてみた。
カツオに添えられているのはおろしたニンニク。カツオの上に生ニンニクのスライスにおろしたニンニクを乗せ、醤油に付けてパックンチョ!
旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪ 臭いが気になるけど、やっぱりニンニク乗せると旨いね。
と、ここで気になるメニューを発見。その名も
イカゴロー焼 値段は580円。たぶんイカを使った料理なんだけど、どういう料理なんだろう?
友人も気になるというので、頼んでみた。
これが「イカゴロー焼」。大将自ら運んで来るなり、ライターで火を点けた。
ファイヤー!!!! エッ、何? 何が起きたの?という感じでオロオロしていると……。
「はい、どうぞ」と大将からズイッと差し出された。どうやらこれが「イカゴロー焼」の完成形らしい。
すでにイカワタの香ばしい匂いする。へぇ、イカのワタも一緒に入っているんだ。どうやら「イカゴロー焼」の「ゴロ」とはイカのワタのことらしい。
食べてみると……。
旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪ ビールでも旨いと思うけど、やっぱり日本酒だよね。いやあ、旨い、旨い。中のイカや野菜を食べると、当然、ドロッとしたワタが残るんだけど、刺身のツマにこれを付けて食べると、これがまた、いいツマミになること! いやあ、旬のツマミも旨かったけど、料理を出す前のファイヤーも楽しかったし、個人的にこの日一番のヒットは「イカゴロー焼」だね。
定番メニューだから、春じゃなくても食べられる。これはぜひ食べて欲しいツマミだね。
【DATA】住所:東村山市栄町2-19-3
電話:042-392-7288
営業時間:月~木曜は午後5時~深夜1時、金曜と土曜は午後5時~深夜4時
定休日:日曜
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
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