“まちの中華料理屋さん”を応援しようと、このところ意識的に中華料理店を取材している私。この日は八坂商店街から少し路地に入ったところにある
「ぼう月」に行ってみたんだけど……。

あれれ、シャッターが降りてるよ。今日はお休みなのかなぁ?
実はこの時、かなり嫌な予感はしていたんだよね。というのも、
「ぼう月」に来たのはこの日が初めてではなく、ここ1週間で3回も来ていて、どの日もシャッターが降りていたんだよね。
まあ、たまたまかもしれないし……と思い直した私は、ランチを食べるべくお隣のお店へ。
「ぼう月」の隣には、寿司屋の
「翁寿司」があるんだよね。確かランチをやっていたハズなんだけど……。

おっ、やってる、やってる。
*にぎり寿司(850円)
*ちらし寿司(850円) 以前は確か
「にぎり寿司」を食べたから、今回は「ちらし寿司」を食べてみようと思った私。カウンターに座ると「ちらし寿司」を注文した。

しばらくして味噌汁とともに運ばれて来たのが、こちら。「ちらし寿司」の彩りが何ともキレイだねぇ。

エビ、マグロ、サーモン、ホタテなどの魚介類のほかに玉子、たらこ、カマボコ、カンピョウ、でんぶ、キュウリ、沢庵と、少しずついろんなモノが乗っている。まるで宝箱みたいで、見ていて楽しい。
乗っているネタと酢飯との間には刻み海苔が敷き詰められている。
1つずつネタを食べては酢飯を口に入れていくのだが、「次はどれを食べようかなぁ」と、つい迷ってしまう。いやあ、見ても楽しいけど、食べるのも楽しいよ。酢飯も意外と入っていて、食べ終わると、お腹いっぱいになっていた。
忙しく動いていた大将の手が止まったところで、私は隣の
「ぼう月」について聞いてみた。すると……。
「ああ、お隣は3月に閉店しちゃったよ」 ガーン! 嫌な予感はしてたけど、やはり閉店しちゃったんだ。残念だなぁ。
このお店は開店してから36年になるという。
「ぼう月」はこのお店ができて1年後くらいに後にオープンしたという話だから、約35年間、“まちの中華料理屋さん”として頑張ってきたワケだ。閉店は残念だけど、「今までご苦労さま」と言いたい。
「ぼう月」閉店の話を聞いて、私が残念そうな顔をしていると、
「ウチもどうなるかわからないけどね」と笑う大将。確かに年齢を考えると、そうなのかもしれないけど、そんな寂しいことを言わずに、女将さんともどもいつまでも元気で頑張ってくださいよ。また食べに来ますね。
ごちそうさまでした。
【DATA】住所:東村山市栄町3-16-52
電話:042-392-0234
営業時間:午前11時~午後2時、午後5時~深夜0時
定休日:月曜
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
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