東村山グルメ日記2

志村けんでおなじみの東京都東村山市に限定した超ピンポイントのグルメ情報サイト

幻のサンマーメン

「幻のサンマーメン」……このうたい文句を見て「何じゃそりゃ?」と思わない人は相当なラーメン通か、かなりの年配者か、どっちかだろう。当然、私は「何じゃそりゃ?」と思いましたよ。だから行ってきました、そのうたい文句のお店に。それが今回紹介する「どんどん」だ。
 場所は東村山駅東口を出て、府中街道を八坂方面へ歩き、郵便局のある交差点を左折。道なりに400メートル歩くと交差点の左角に看板が見えてくる。



 お店はこぢんまりとしていて、老夫婦が仲睦まじく切り盛りしている。もちろん、私は「サンマーメン」(700円)を注文。待つこと8分。ついに「サンマーメン」とご対面だ。



「およっ? タンメンか?」と、野菜たっぷりの表面を見て思ったが、よく見ると何やらトロッとしている。まずはスープをひと口。トロみのあるタンメンスープという感じ。旨い。私の好きな味だ。続いて野菜を掻き分けて麺を探り当て、ズズズッ。これまたタンメンによく使われる中細麺で、野菜と一緒に食べると美味しい……と、食べていると、あれあれ、野菜あんかけの下は醤油スープですか。箸で麺と野菜あんかけをよく混ぜると、また違った味わいになってきた。
 このお店のことを書いた新聞記事のコピーがメニューの裏に破産でり、それによると酢を入れると、また違った味が楽しめるらしい。半分食べた時点で私は酢を垂らしてみた。
 あれあれ!? トロみがなくなってサラサラになり、しかも味がややコッテリからアッサリに変化している。1つの丼の中で味が3度も変わるなんて、凄いよ、サンマーメン。あっ、ひょっとしてそれで「サンマーメン」って言うのかな……なんて思っていたのだけど、これは全くの不正解。
 家に帰り、ネットで調べると、この「サンマーメン」、横浜の中華料理店が考案したモノらしいのだが、誰が生み出したのかには諸説があるのだという。最も有力なのが、横浜中華街の老舗「聘珍樓(へいちんろう)」のオーナーが昭和5年に考案した説。今でこそタマネギ、ニンジン、タケノコ、しいたけなどなど野菜いっぱいだが、当時はモヤシ、豚肉、ターサイ(中国の青菜)と具は3つだけだったのだとか。それで「三馬麺」となったのだという。馬(マー)は「すぐに」という意味で「3つの具を使ってすぐに食べられるラーメン」という意味だったのだが、その後、「食べれば馬のような活力がつく」との意味を込め、「生馬麺」(これも「サンマーメン」と読む)と表記されるようになった……というのだが、これはあくまでも有力説であって他にも諸説いろいろあるらしい。
 一時は日本全国にサンマーメンは広まったのだが、あるサイトの調査によると今では神奈川、東京、宮城、長野、三重、熊本の6県にしか残ってないのだとか。うたい文句の「幻のサンマーメン」は、あながちウソでもなさそうだ。まだ食べたことのない人は一度食べてみてはどうだろうか?







★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。






関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
料理ジャンル別検索
広告
リンク
広告
アクセス数
プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す57歳。

広告(日本酒・焼酎)
広告(ダイエット・健康)
広告(ビール・洋酒)
QRコード
QR