朝食を食べなかったせいか、ランチタイムにガッツリ食べたい気分になった私。「さて、どこで食べようかなぁ」と考えつつ、野火止通りを歩いていたら、おあつらえ向きのお店を発見。久米川駅北口の中華料理店
「揚子江」だ。
このお店の料理はボリュームがあるからねぇ。まさに気分にピッタリと言えるかも。
お店に入ると、私は「ラーメン半マーボライス」(880円)を注文した。
待っている間、壁のメニューを何気なく見ていると……。
エッ、昭和20年のスープなの? そんなに昔からやっているワケ? 66年前だよ。それはちょっとあり得ないでしょ。
あとでご主人に聞いたら、「まだ『ラーメン』じゃなくて『支那そば』と呼ばれていた昭和20年代のスープを再現しているってことなんだよ」とのこと。
ああ、なるほどね。懐かしい味のスープなんだよってことね。
まあ、そんなことはさておき……。
これが「ラーメン半マーボライス」。私は「半マーボライス」と言うから、少し大きめのお碗に麻婆豆腐が乗った、ミニ麻婆丼が出てくるものと思っていたのだが、これじゃあ普通に麻婆豆腐ライスじゃん。
運んでくれた奥さんに「これって、普通の麻婆豆腐の量じゃないんですか?」と話すと、「いや、コレで半分なの」とニッコリ。
改めてメニューを見ると、「マーボ豆腐ライス」は810円となっている。「ラーメン」が470円だから、確かに「ラーメン半マーボライス」の880円という料金を考えると、「マーボ豆腐ライス」が金額的には半分ということがわかる。でも、この量が半分って、一体「マーボ豆腐ライス」の麻婆豆腐のボリュームって、どんだけなの?
ラーメンはいいビジュアルだよね。スープは確かに懐かしい味。私が昔食べた中華そばは、もう少し醤油が効いていて、色も濃かったけど、これは醤油が少し抑えられている分、優しい味わいでシミジミ旨いって感じ。
ラーメンもいいけど、この麻婆豆腐が旨いんだよね。いや、このお店の場合、「麻婆豆腐」と思ってはいけない。そう思って食べると、今まで食べてきた「麻婆豆腐」のイメージとのギャップにガッカリする可能性もある。
これは生姜の効いた豆腐の旨煮なんだよね。そう思って食べると……。
旨いじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!! もうご飯のおかずにバッチリ。お酒のツマミにもいいんじゃないかな。これは旨いですよ。
だけど、この量でハーフとはねぇ……恐るべし
「揚子江」。食べ終えたら、当然のごとく満腹。どっちも旨かったから満足度も高いし、いやあ、このラーメンセットはいいねぇ。
ご主人、ごちそうさまでした。
【DATA】住所:東村山市萩山町5-2-5
電話:042-394-3525
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
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