東村山グルメ日記2

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そば通になれるうれしいそば屋

 そばに関して私は以前から知りたいことが1つあった。それは「どうやって食べるのが正しいのか?」ということだ。
 そばほどいろいろとウンチクが語られる食べ物はないのだが、その割には食べ方についウンチクを語る人はいない。せいぜいが「そばを辛めのつゆにちょんとつけて食べるのが江戸っ子ってぇモンだぜ」なんてことぐらいだろうか。
 まあ、食べてしまえば同じことなのだが、例えば刺身でもワサビを醤油に溶かして食べるより、刺身の表面につけて食べた方がワサビの香りも楽しめて美味しく食べられる。だから、そばに関しても「美味しい食べ方」が存在すると思うのだが、いまだそういうウンチクにお目にかかったことがない……そう思っていたところ、ようやく出合いました。
 教えてくれたのは「ごろう」というそば屋さん。休日にカミさんとベビーカーを押しながらブラブラ散歩している時、見つけたお店だ。場所は西武園駅から500メートルほど離れたところにあるのだが、ちょっと説明しづらいので、住所をもとに地図を見ながら行ってみてください。



 趣のある店構えだったから、子供連れであることを忘れてついフラッと入ってしまった。まあ、子供が気持ちよく寝ていたからなんだけど、万が一、目を覚ました時のことを考えて子供が食べられるモノをと考えて、私は茶碗蒸しのついた「ごろう御膳」(1500円)を、カミさんは「山菜天せいろ」(1100円)と玉子焼きを頼んだ。
 案の定、子供は目を覚ましてしまい、ちょうどいいタイミングで玉子焼きが出てきた。



 そばを海苔で巻いたモノが玉子焼きの真ん中に入っていて、右横に添えられているのは辛味大根をおろたモノだ。こりゃもう立派なおつまみだ。お酒が飲みたくなっちゃうけど、グッと我慢して、子供に少しずつ食べさせてやった。決して甘くないのだが、美味しいらしく、子供は「まんま!」とおねだりする。通だね、お前は。
 そうこうするうちにカミさんの「山菜天せいろ」が出てきた。



 タラの芽やふきのとうの天ぷらはお皿に添えられているクルミ塩で食べるようになっている。カミさんは食べるなり「美味しい」を連発。
「季節の天ぷらが食べれるなんてうれしい。美味しいわよ、このクルミ塩で食べると。おそばも香りがあって美味しい」
 子供に玉子焼きを食べさせながら慌しく、食べているのだが、それでも十分満足しているようだ。
 すぐに私の頼んだ「ごろう御膳」もやってきた。



 せいろに天ぷら、サラダ、茶碗蒸し、香の物、そしてそばの実の入ったご飯。なかなか豪華だ。
 このお店にはメニューの側に「食べる前にチョット」という紙が置いてある。注文したモノが出てくるまでの“暇つぶし”用の読み物だろうと思って読んだら、これが結構よかった。というのも、私が知りたいと思っていた「美味しいそばの食べ方」を解説していたからだ。
 それによると、まずはそばをひとつまみ、そのままで食べてみる。これでそばの風味と出来具合を楽しむ。
 つゆは少しだけつければ済むようになっているので、つけ過ぎないこと。そばの風味とつゆの味を両方楽しむ。このお店の場合はそばの半分くらいをつけるのが目安らしい。
 ここまでは私も何となく知っていたのだが、驚いたのは薬味についての説明だ。「ネギやワサビはつゆに入れないように」と書いてあるのだ。理由はつゆの味が変わってしまうからだと言う。ではどうやって食べるかというと、「ネギは直接口に、ワサビはそばに塗りながら食べてください」とある。へぇ、こんな食べ方があったんだ。
 早速、私はこの食べ方を実践してみた。まずは何もつけずにそばを食べてみる。キレイに細切りされたそばは香りもノド越しもいい。ネギを口に入れて、そばをつゆの半分までつけて食べる。なるほどね、ネギがちゃんと薬味の役割を果たしている。今度はワサビをそばに少し塗ってズズッ。これはいいや。ワサビ、そば、つゆ、それぞれの味がハッキリとわかりながら口の中で一体化していく。これまでワサビをつゆに溶かして、サブンとそばを全部つけていた私にとっては、まさに目からウロコの味だ。全部一緒にして食べると寝ぼけていた味が、1つずつ舌に触れていくせいかクリアに感じられる。
 天ぷらも美味しかったし、そばの実が入ったご飯も絶品。茶碗蒸しには小さいながらもちゃんと銀杏が入っていた。いやあ、満足、満足。
 今回は子供がいたから、ゆっくり食べられなかったが、今度は1人でせいろをジックリ味わってみたいなぁ。


【DATA】
住所:東村山市多摩湖町1-29-1
電話:042-393-7241
営業時間:午前11時半~午後2時
      午後5時~8時半
定休日:水曜




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。




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[ 2005/03/11 18:51 ] 【そば】 ごろう(多摩湖町) | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す57歳。

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