久米川駅南口のスーパー
「西友」の横の通り(正式には「久米川駅南口通り」と言うらしい)を進むと、台湾料理店の
「鴻福」があり、その隣に以前は小料理店
「藍香」があった。その
「藍香」が閉店し、2019年1月21日、定食屋
「かぎしっぽ」がオープンした。

オープンしたては、どうしてもバタバタしがちなので、落ち着いてから行ってみようと思った私。1カ月半ほど経ったので、行ってみることにした。

メニューはこんな感じ。久米川駅周辺のランチ価格と比較すると、やや高めな感じがしないでもない。その辺を考慮してなのか、500円の「ワンコイン丼」なんてモノもあるんだね。

営業時間はこんな感じ。ランチタイムが午後4時までっていうのは、ありがたいね。

こちらのボードには「かぎしっぽ定食」の内容と「お魚定食」の内容が書かれている。どうやら「かぎしっぽ定食」は、いわゆる日替わり定食のようだ。
どこにも「ランチ」という文字が入ってないから、おそらくこのメニューは昼夜通しなんだろうね。
さて、それでは入ってみますか。
お店に入ると、「いらっしゃいませ」と2人の女性がお出迎え。店内は意外とこぢんまりしている。入って右側がカウンターになっていて6席あり、左側は小上がりになっていて2人掛けのテーブルが2卓置いてある。
カウンターに座って、メニューを見ると……。

やはりここにも「ランチ」の文字はない。やっぱりこのメニューは昼夜通しなんだね、きっと。夜に定食が食べられるお店って、ありそうであんまりないから、これもありがたいなぁ。
おっ、「ケーキセット」(500円)もあるんだ。ということは、喫茶店的に使うこともできるんだね。
さてさて、何を頼もうかなぁ。「ワンコイン丼」も魅かれるけど、ここはやっぱり、お店の名を冠した「かぎしっぽ定食」(950円)を頼むとしますかね。

しばらくして運ばれて来たのが、こちら。
いやあ、これは豪華だねぇ。ご飯にポトフ、メインのポークソテーに小鉢が2つ、そしてサラダと香の物。おかずがいっぱいで、思わずニンマリしてしまう。
私がちょっと驚いた感じで料理を眺めていると、お店の人が「このお店のコンセプトは、子どもに食べさせたい料理なんです。だから野菜が多めなんです」と話してくれた。
なるほど、確かに野菜は多いかも。

でもメインのポークソテーが凄く目立っているので、パッと見た感じは「おかずが多い」とは思っても「野菜が多い」とは思わないかも。こういう錯覚っていいよね(笑)。気が付くと、野菜をたくさん食べてるって感じで。

ポトフもジャガイモ、キャベツ、ニンジンなど野菜がいっぱい。

小鉢もサラダも彩りのいい野菜がいっぱい。

パイナップルをよけると、ポークソテーの全貌が現れた。コレ、結構デカいよ。

しかも分厚い!
では、いただきま~す……。
旨いッO(≧∇≦)O!!! 分厚いけど、パイナップルのお陰なのか、とっても柔らかくて旨い。ご飯がモリモリ食べられるよ。だけど、おかずが多いからご飯がちょっと足りなかったりして(笑)。
いやあ、野菜がいっぱい食べられてうれしいよ。

食べ終えてひと息付いていると、「お口直しにどうぞ」とミカンを出してくれた。こういうサービス、いいよね。
食べながらちょっと気になったのは、カウンターの向こうにある棚で、そこには名前の書かれたお酒のボトルがズラリと並んでいた。確か夜は8時までだったハズだけど、飲みに来る人がいるってことなのかな?
お店の人に聞くと、意外な答えが返って来た。
「定食屋の『かぎしっぽ』は午後8時までです。それ以降は『藍香』としてやってます」
エッ、そうなんだ。
「藍香」は閉店したワケではないんだ。よく聞くと、どうやら
「藍香」のママさんはお店をやめているのだが、そこで働いていた女性が引き続き夜営業をやっているのだとか。

なるほど、だからまだ
「藍香」の看板が残っているワケなんだ。定食を食べたい人は、夜8時までってことだね。次回は気になっている「ワンコイン丼」をいただくとしますかね。
【DATA】住所:東村山市栄町2-4-15
営業時間:午前11時45分~午後4時/午後5時30分~8時
定休日:土・日曜・祝日
午後2時まで禁煙
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