東村山グルメ日記2

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惜別のレモンどらやき

 これまで数々の“惜別記事”を書いてきたけど。今回ほど気が重く、切ないことはない。

 キッカケは4月初旬に読者の方からいただいた1通のメールだ。そこには私の大好きな和菓子店が閉店するという情報が書かれていた。「まさか」と思いつつ私が向かったのは……。

春一番

 青葉町のバス通り沿いにある和菓子店「春一番」。いつもと変わらない、和菓子店らしからぬパステルグリーンのお店。奥には白い暖簾がでている。
「こんにちは」と入ると、奥さんが笑顔で出迎えてくれた。そして入れ替わりで、ご主人が現れた。
 聞きづらいけど、閉店のことを聞くと、「そうなんですよ」と明るく、でも寂しげな笑顔でご主人は答えてくれた。
 閉店し、この地を離れると決断するまでには様々な出来事・葛藤があったらしい。そのことを私はここで書こうとは思わない。書いても仕方のないことだ。今はただ、ご主人と奥さんが新しい土地に移っても、元気で過ごすことができることを心から祈るだけだ。

 閉店の時期を聞くと、「かしわ餅を売ったあとかな」とご主人は話していたので、ゴールデンウィーク明けぐらいだろうか。今は、手元にある材料だけでつくっているから、できない商品もあるのだという。例えば「水ようかん」は入れる容器がもう手元にないのでつくれないのだという。

 ご主人の話をひとしきり聞いたあと、私は店内を見て回った。

残り2個だけとなっていた「レモンどらやき」

 おっ、大好きな「レモンどらやき」は2個しか残ってないよ。これは2個全部買わなきゃね(笑)。

くず餅

 そう言えば、このお店の「くず餅」は食べたことなかったなぁ。買ってみるかな。

大好きな「芋ようかん」

 この「芋ようかん」も大好きなんだよなぁ。買わなきゃ。

今回はみたらしを購入

 商品を選んでいると、ご主人が「この団子、お米を潰して粉からつくっているんですよ」と話してくれたので、「みたらし団子」もゲット!

今回買ったモノ

 ということで、今回購入したのは、こちら。結構買ったけど、旨いからこれぐらい、1人でペロリなんだよね(だから体重が減らない 笑)。

みたらし団子

 まずは「みたらし団子」からいただきま~す……うーん、みたらしの甘さもほどほどで、何よりも団子が旨い。ご主人の丁寧な仕事を感じるよ。

くず餅

 このお店の「くず餅」は初めて食べたけど、これは子どもが喜びそうだなぁ。きな粉を吹かれると困るけど(笑)。

芋ようかん

「芋ようかん」を食べようと思ったところで、娘が小学校から帰って来たので、残念だけど(笑)、1つ食べさせることに。自然な甘みで、それほど甘くはないから「どうかな?」と思ったけど、娘は「美味しい!」とペロリ。「もう1個」とせがむけど、「これはお父さんのだからダメ」と、ひと口でパクッ!

旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪

 うーん、幸せ。ひと口じゃなく、もっとゆっくり味わいたかったなぁ。

変わらぬ旨さの「レモンどらやき」

 最後は「レモンどらやき」。娘にひと口食べさせると、どうも甘酸っぱさがダメなようだ。これって意外と“大人の和菓子”なのかもしれないね。
 ということで、娘がひと口かじったモノともう1つをゆっくりといただくことに。

旨いじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!!

 シロップ漬けのレモンと白あんが織りなす絶妙な甘酸っぱさがたまらない。でも今回は旨いだけでなく、この甘酸っぱさが切ない。本当に切ない。

 ご主人、奥さん、今まで美味しい和菓子を本当にありがとうございました。体にだけは気を付けて、いつまでも元気でいてください。




【DATA】
住所:東村山市青葉町2-28-5
電話:042-395-8555
営業時間:午前10時~午後8時
定休日:水曜
ブログはこちら




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。





優しい甘さの芋ようかん

 久しぶりに青葉町方面へ散歩した私。別に目的があるワケでもなく、メタボ解消のための散歩なんだけど、歩いているといろいろと誘惑があって困るんだよね(笑)。
 最初は野火止通りを歩いていたから大丈夫だったんだけど、「帰りも同じ道は嫌だなぁ」と思い、バス通りに出たのが間違いだった。
 すぐに和菓子店「春一番」の看板を見つけ、「そう言えば久しく行ってないなぁ」と思ってしまった私。気がつくと、お店に入ってました(笑)。

芋ようかん

 まず目に入ったのは、「芋ようかん」(430円)。1本450円でも十分安いと思うのだが、この日はさらに20円安くなっていた。手に持つとズッシリ。サツマイモが詰まっているという感じだ。

薯蕷まんじゅう

 こちらは「薯蕷まんじゅう」(200円)。「じょうよまんじゅう」と読むらしい。「芋ようかん」の割安感とは対照的に、この小さな饅頭、1個200円もする。大好きな「レモンどらやき」より高い。

断面の見本

「薯蕷まんじゅう」には断面の見本が置いてあり、中には栗が丸ごと1個入っているらしい。だから1個200円なのか? 何となく割高に思えてしまうところが、逆に興味をそそる。

本日の購入品

 ということで、買ってきたのは「芋ようかん」1本と「薯蕷まんじゅう」2個。

まずは「薯蕷まんじゅう」から

 まずは気になる「薯蕷まんじゅう」からいただいてみますか。ほら、これくらいの大きさなんですよ。小さいでしょう。
「薯蕷まんじゅう」とは、皮をふっくらと膨らます膨張剤のかわりに、山芋を入れて皮の生地をつくったモノ。

栗が入っていてまさに季節のお菓子という感じ

 食べると、お店で見本として置いてあった断面と同じように、中には栗が丸ごと1個入っている。ふわっと柔らかい皮、甘さ控えめのこしあん、そして栗の自然な甘み……なるほど、これは旨い。1つ1つの素材にかかる手間を考えれば、200円は妥当な値段と言えるかもしれない。

中身が詰まっている

 お次は「芋ようかん」。食べやすく切ってお皿に置いてみたのだが、断面を見て改めてギッシリと中身が詰まっている感じがした。
 ではでは、いただきま~す……ん!

旨いじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!!

 いやあ、これは旨いよ! 手に持った重みといい、断面の見た目といい、中身が詰まっている印象なんだけど、食べるとホロホロと軽く崩れていく感じ。それはふかしたサツマイモを口に入れた時の感蝕に近い。で、味の方も「全く手を加えてないのでは?」と思うほど、自然な優しい甘さ。
 見た目は上品なようかんなんだけど、食べるとふかし芋を口いっぱいに頬張っているような気分になってくる。
 この「芋ようかん」はオススメだね。甘いモノが苦手という人でも、これなら食べられると思うなぁ。



【DATA】
住所:東村山市青葉町2-28-5
電話:042-395-8555
営業時間:午前10時~午後8時
定休日:水曜




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。



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MJの思いが生き続ける和菓子

 久しぶりに多摩北部医療センターの近くにある和菓子屋「春一番」に足を運んだ私。実は以前から「一度食べてみたい」と思っていた和菓子があったんですよね。
 それがコレ。

地球物語

「地球物語」(150円)。何ともスケールの大きな名前の和菓子だが、これは長崎県の壱岐出身の店主が、同郷の画家・濱英二さんに包装デザインとして満天の星空を描いてもらって、今から20年前に世に送り出したモノなのだという。言わば、このお店の看板商品なのである。
 そういう話を聞いていたから、「一度食べてみたい」と思っていたんですよね。

レモンどらやき

 あわせて大好きな「レモンどらやき」(150円)もゲット。
 お会計をしてもらおうと思ったら、タイミングよく店主が出てきた。店主は私の手に持っている「地球物語」を見ると、

「いやあ、マイケル・ジャクソンさんが亡くなったのはショックだねぇ」

とひと言。「エッ、ファンだったんですか?」と聞くと、どうやらそういうことではないらしい。話を聞くと、実は「地球物語」という和菓子をつくろうと思ったキッカケに、マイケル・ジャクソンさんが絡んでいたというのだ。そのことは「地球物語」の詰め合わせに入っている栞(しおり)にちゃんと書かれている。

 地球は未来の子供達への最大の贈り物です。1985年4月15日にアフリカ飢餓救済イベントとして世界中の8000を越えるラジオ局が一斉に流した、あの「We are the World」を 聞いて感動し、
これをお菓子に表したい、そんなわがままな気持ちが生んだ「地球物語」です。

 都会では見られなくなった、満天の星空と乳白色の天の川。長崎県壱岐の島では今でも満天に降るほどの星が輝いています。
 壱岐在住の画家で同じ思いを持つ濱英二氏に包装デザインと星空を描いていただき、詩人でもある奥様の裕子さんに「まあるい星」を詠んでいただきました。

 この「地球物語」を手にとられた方々が包装をひらくと銀河の宇宙空間に地球がぽっと浮かんでいるように、感じていただければ菓子屋としての喜びこれに勝るものはありません。
 是非「愛と平和」のメッセージと共に、お茶の友に、ご来客、御贈答用にとお菓子「地球物語」をご利用いただければ幸いです。

                                    店主敬白


 なるほど、確かに「We are the World」の中心人物はマイケル・ジャクソンさんだ。まさか東村山市でつくられている和菓子にマイケル・ジャクソンさんの思いが生きているとは……マイケル・ジャクソンさんが大好きな私はちょっと感動してしまった。


 さてさて、それではその「地球物語」、食べてみましょうか。

包みを開けると、銀河の中に地球という設定

 包みを開けると、紙には満天の星空が描かれ、丸いモナカがポッカリと宇宙に浮かんでいるように見える。

包み紙にはこんな詩が

 包み紙にはこんな詩が記載されている。いやあ、こんなにストーリー性のある和菓子って、初めて見たなぁ。

まさに地球がイメージされている

 モナカはよく見ると、地球がデザインされている。透明な包みが光って最初はよくわからなったけど、宇宙の中に地球が浮かんでいるというイメージだったんだ。よく出来てるなぁ。

中には粒あんと栗が入っている

 モナカの中には粒あんと栗が入っている。粒あんが甘すぎない、優しい甘さで旨いこと、旨いこと。さすが看板商品だね。

こちらはレモンどらやき

 こちらは「レモンどらやき」。昨年から20円上がって150円になったのはちょっと残念けど……。

砂糖漬けしたレモンと白あんがベストマッチ

 このシロップ漬けしたレモンと白あんの絶妙なサッパリ感はたまらないね。何個でもイケちゃうよ。まだ食べたことのない人は、ぜひ食べてみて。オススメです。



【DATA】
住所:東村山市青葉町2-28-5
電話:042-395-8555
営業時間:午前10時~午後8時
定休日:水曜
店主のブログ




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寒さの厳しい中、春を感じさせる和菓子

 雪が降ったりなんかして、急に寒さが厳しくなった今日この頃。
 この日も所用があって自転車で全生園方面を走っていたのだが、風が強く、どうにも寒くて仕方がなかった。
 と、そこで目に入ったのが、多摩北部医療センターの近くにある和菓子屋「春一番」の看板。

「レモンどらやき」でも食べて、元気をつけるか……とお店に入ったのだが……。

すでに売り切れていた「レモンどらやき」

 ナント売り切れていた。まだ正午をちょっと回った時間だと言うのに、もう売り切れているなんて、人気商品になっちゃったんだねぇ。確かに旨いもんなぁ。
 でも気になる文字が……「近々値上がり予定」だって! ご主人がいたので聞いてみると、理由はレモン。価格が上がってのだという。うーん、売り切れとあわせてダブルで残念。

「仕方ない…」と目をほかに移すと……エエッ!

さくら餅

「さくら餅」(160円)って、こんなに早い時期から出回っているモノなの? でも、この色を見ていると、ほんわか暖かくなってくる。
 とはいえ、広島出身の私にとって「桜餅」はコレじゃないんだよなぁ。

道明寺

 そうそう、コレコレ。私にとってはコレこそが「さくら餅」なんだけど、なぜか「道明寺」(130円)って名前になっているんだよなぁ。ご主人、これってどうして?

「関西の方では『道明寺』タイプを『桜餅』と言うようです。焼き皮を巻くのは関東のスタイルで、本来は俵巻きにするんですけど、ウチではちょっと変えています」

 なるほど、そういうことでしたか。勉強になりました。と、ここで「そう言えば…」と「桜餅」に関するもう1つの疑問を思い出した。それは、

「巻かれている塩漬けの桜の葉は、食べるモノなのか?」

ということだ。ご主人に聞くと、笑いながらこう答えてくれた。

「どっちでもいいと思いますよ。葉も食べられるモノですから、一緒に食べると塩味が効いて、それはそれで美味しいですよ」

 なるほど、なるほど。葉っぱごと食べれば、ちょっぴり“大人の味”になるというワケか……と感心していると、ご主人が「ウチの手造りもなか、食べたことありますか?」と聞いてきた。
「いえ、食べたことないですけど…」と答えると、「コレなんだけどね…」とご主人は商品を指差した。

手造りもなか団欒

 エエッ、これが最中? 何だかお茶のセットみたいなんだけど……私が驚いていると、ご主人は奥から「こんな感じで食べるんです。まぁ、どうぞ」と出してくれた。それがコレだ。

こんな感じで食べるのだ

 ははぁー、なるほどね。「手造り」って言うのは、ご主人がつくったという意味じゃなくて、手巻き寿司みたいに自分でつくるってことなのね。あのお茶の葉セットみたいなモノは、左が最中の皮で、右があんこというワケだ。それをその場で最中の皮にあんこを乗せて食べるモノなのだ。

「海外へのおみやげに買って帰る人もいます」とご主人。それってわかるなぁ。ホームパーティーでコレを出せば、ディップ感覚で食べるデザートになるもんね。
 実際、食べてみると、サクッとしてほどなく口の中で溶ける最中の皮と、甘さ控えめのあんこがいい感じで旨い! こういう最中の楽しみ方もあるんだね。

 でも今回は軽く食べられるモノを買うつもりだったから、この「手造りもなか団欒」(1600円)は「また今度」ということにして、私は「さくら餅」と「道明寺」を2個ずつ買った。


 自転車に乗って、適当に外で食べるつもりだったけど、お店でご主人といろいろ話したお陰で体が温まったから、所用を済ませて職場で食べることにした。

さくら餅の中はこしあん

 いつもは桜の葉をはがして食べる私だが、今回は“大人の味”にチャレンジ。そのままガブリと食べてみた。この「さくら餅」には桜の葉が2枚ついているから、塩味がちょっとキツめになるが、かえってそれが中のこしあんの甘味を引き立てて旨い。へぇ、うまくできてるモノなんだなぁ。

道明寺の中もこしあん

 個人的になじみのある「桜餅」、「道明寺」の方は、付いている桜の葉は1枚。やはりなじみのあるせいか、私はこっちの方が旨く感じる。葉の塩味も1枚だからほのかに感じる程度。中は同じこしあんだと思うけど、旨いなぁ。
 うーん、春が感じられて元気になるよ。


 だけど甘いモノを食べるの、控えようかななぁ。だってご主人がこう言ったんですよ。

「お仕事、大変そうですね……あっ、でも少し太られましたか?」

 ギクッ! 一応これでも苦労しているんだけど、見た目は「何の苦労もない」感じで太っているんだよなぁ。実際、太ったし。ストレス太りなんですけどね(ウソ、ウソ)。やっぱりもう少し「頑張って苦労しているぞ」ってところが体から滲み出ないとダメかなぁ……なんて思っているんだけど、このブログを書いているうちは無理かなぁ。

 まっ、いいか。ストレスをためないためにも、今まで通り、食べたいモノを食べるとしますか。




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電話:042-395-8555
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★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。

サッパリした味わいのどら焼き

 多摩北部医療センターの近くにある和菓子屋「春一番」。半月前に行ったばかりなのだが、気になることが2つあったので、また行ってみた。
 気になることとは、まず1つは「レモンどらやき」。どう考えても味が想像できない。「こりゃ食べてみないとダメだろう」と思ったワケだ。
 そしてもう1つの気になることは、店名の由来。和菓子は四季を題材にしたモノが多いため、オールシーズン対応できる無難な店名がほとんどだ。しかしこのお店は「春一番」と、店名に1つの季節が入っている。なぜなんだろうか? 何か「春」にこだわりがあるのだろうか?

 お店に行くと、この日はご主人がお店に出ていた。とても気さくな人で、早速お店の名前の由来を聞くと、こんな答えが返ってきた。

「私は長崎県の壱岐の出身で、壱岐の町おこしをしたいと思っているんですよ。だからお店にも壱岐の観光パンフレットとか置いてあるんです。店名もね、実は壱岐にちなんだモノなんですよ」

 今では気象用語にもなっている「春一番」。春先に吹く強い南風のことだが、この言葉の発祥が実は壱岐なのだ。1859年(安政6年)、強い南風によって壱岐の漁師53人が遭難し、全員水死した。以来、漁師たちはこの春先の南風を「春一」または「春一番」と呼び、警戒するようになった。現在は春を告げる風ということで、「春一番」は好印象をもって受け入れられているが、もともとは怖いモノとして恐れられていたのである。そうした自然を畏れる気持ちを忘れないようにと、壱岐では1987年、郷ノ浦港の入り口にある元居公園に「春一番の塔」を建てた。
 つまり、春にこだわっているとかそういうことではなく、「春一番=壱岐」ということで付けられた店名なのである。


 気になることが1つ解決してスッキリした私は、もう1つの気になることを解決すべく、店内を見回した。

レモンどらやき

 あった、あった。コレですよ。「レモンどらやき」(130円)。これを2個買うとして、あと他に何を買おうかなぁ。

栗どらやき 京のわらび餅

 一応、どら焼きの比較ということで「栗どらやき」(180円)を2個買い、ご主人のオススメということで「京のわらび餅」を2個買ってみた。

袋から出した栗どらやき

 家に帰ると、お茶を淹れ、まずは「栗どらやき」からいただきま~す。

栗どらやきの断面

 皮の部分はスポンジケーキのように柔らかく、つぶあんは甘さかなり控えめ。でもその分、栗の甘さが引き立つ感じだ。上品な味だねぇ。

パッケージから出した京のわらび餅

 続いては「京のわらび餅」をいただいてみますか。わらび餅ってことは、このきな粉の下は全部、あの半透明なわらび餅ってことだよね。デカいなぁ。

京のわらび餅の断面

 ん!? かんだ瞬間、「何かが違う」と思った。で、断面を見てビックリ。きな粉の下には確かにわらび餅があるのだが、それはあくまでも皮で、中心部はナントこしあんなのだ。これがまた甘さ控えめで旨いんだなぁ。

袋から出したレモンどらやき

 さてさて、いよいよ気になっていた「レモンどらやき」をいただいてみますか。

レモンどらやきの断面

 甘いモノが好きな私でも、「さすがにあんこ3連発はキツいなぁ」と思いつつ口にしたのだが、いやあ、参りました。これなら食べられる。中は白あんで、レモンスライスが挟んである。レモンスライスはもちろんシロップ漬けされているモノだと思うが、これが甘酸っぱくて、口の中がサッパリするんだよね。白あんもそれほど甘くないし、これは旨い。まさかこういうサッパリした味だとは思わなかったなぁ。カミさんには申し訳ないと思いつつ、もう1個続けて食べちゃったよ。


 これで「レモンどらやき」も解決し、気になることがなくなった……と思うでしょ。それがまたできちゃったんですよ。
 ご主人は出身地の壱岐だけでなく、住んでいる東村山の町おこしも考えていて、「小俣権次郎さんと平和観音」という和菓子をつくっているのだという。これは秋津町にある平和観音に由来したモノだという。
 1945年4月2日、アメリカ空軍のB29が秋津町に墜落。搭乗員11人が死亡した。敵憎しで付近の住民はB29の残骸にも憎悪を抱いたが、その時、深い信仰心を持つ小俣権次郎さんは「死者にムチ打ってはならない」と遺骸を集め、手厚く葬ったという。戦後、小俣さんは亡くなった11人の命を慰めるために観音像の建立を思い立ち、1960年11月に完成した。
 日米の友好と平和のシンボルとしてもっと多くの人に知ってもらいたいという願いから、この和菓子をつくったのだという。でもあいにくこの日はなかったんですよね。どういうモノなのか、またお店に行かなきゃ。


【DATA】
住所:東村山市青葉町2-28-5
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スルッと食べられる“危険な”水羊羹

 4人もの読者の方から「このお店は美味しいですよ」と推薦されたのが、今回紹介する和菓子屋「春一番」。2人ぐらいの推薦は今までにもあったが、4人は初めてかも。私も気になっていて場所はチェックしていたのだが、なかなか行けないでいた。というのも、このお店、歩いて行くにはちょっと不便な場所にあるのだ。
 行き方そのものは簡単だ。久米川駅北口を左に出て、久米川通りを右折。そのまま久米川通りをひたすら約2・5キロ歩いた左側にある。でも、歩いて行くのは元気な人でもちょっと辛いと思う。オススメはバスだ。久米川駅南口のロータリーから清瀬行き、もしくは新秋津行きに乗り、「青葉町1丁目」で下車。そこから全生園方向に少し進むと左側にお店が見えてくる。

春一番

 お店は看板が出ているものの、少し入り口が奥まっているのでわかりにくいかもしれない。

入り口は少し奥まっている

 外観はドーンとしているのだが、お店そのものは意外とこぢんまりしている。

水無月

 まず最初に私が惹かれたのは、「水無月」というお菓子。涼しげで旨そうだ。小豆(100円)と黒豆(140円)が1パックに入っている。
 見ていると、お店の人が「いらっしゃいませ」と現れ、「そのお菓子はですね、京都ではこの時期に食べるモノなんです。こっちではあまりなじみがないんですけど、桜餅や柏餅のように季節に食べるモノで、これを6月30日までに食べて厄を祓うんです」と説明してくれた。1年の残り半年を無病息災で過ごすことを祈願する食べ物というワケだ。
 そういうことであれば、「水無月」は買わないワケにはいかないだろう。さて、あとは何を買おうかなぁ……。店内を見回すと、どれも美味しそうだ。うーん、迷うなぁ。

 そうだ、こういう時はお店の人に聞くに限る。私は先ほど「水無月」を説明してくれた優しそうなお母さんに「オススメはどれですか?」と率直に聞いてみた。
「そうですねぇ……今の時期だと『水羊羹』が美味しいですよ。ちょっと食べてみますか?」
 そう言うなり、お母さんはお店の奥に行ってしまった。で、持って来てくれたのがコレ。

試食の水羊羹

 普通の羊羹より薄い、水羊羹独特の色。これが涼しげで旨そうに見えるのは、ひょっとしたら日本人だけかも。日本人に生まれてよかったよ。
 では、いただきますか。うーん、確かに舌に感じた食感がスーッと溶けて消えていき、後にはほんのりとした上品な甘さが残る。旨いねぇ。口の周りは全然ベトつかない。ただ甘いだけの水羊羹とは違う。
 これは間違いなく「買い」だね。
「この『麩まんじゅう』も美味しいんですよ」とお母さん。わかりました。お母さんの言葉を信じてこちらも買いましょう。

水羊羹 麩まんじゅう

 結局買ったのは、「水無月」(小豆と黒豆を1つずつ)と「水羊羹」(1100円)を1棹(羊羹って1本、2本じゃなくて、タンスと同じように1棹、2棹って数えるんだね。知らなかったよ)、「麩まんじゅう」(150円)を2個。「水羊羹」はわざわざ冷えたモノを出してくれた。ありがとう、お母さん。

これが水無月。美味しそう

 では早速、いただいちゃいますか。まずは「水無月」から。豆の部分がキラリと光って旨そう。

水無月の黒豆 水無月の小豆

 ほぉ、下の白い部分はういろうみたいな感じだ。全体的に甘さは控えめ。モッチリしていて食べ応えがある。これで今年の後半は無病息災でいけそうだ。
 お次は「麩まんじゅう」をいただくとしますか。

これが麩まんじゅう 中にはこしあん

 実は私、「麩まんじゅう」を食べるのはコレが初めて。東村山市内の和菓子屋さんの前には、この時期、よく「麩まんじゅう」の張り紙や幟が出ているから、これって多摩地区の名物なのかなぁ。
 笹の葉から取り出すと、ツルンとした「麩まんじゅう」が出てくる。手に取るとヌルッとして滑る。フォークか何かで刺せばいいのだろうが、あえて手で取ってハグッ。何だろう、この味。不思議な味だ。中のこしあんは甘いのだが、皮の生麩が何とも面白い味なのだ。「何の味?」と聞かれたら「麩の味」としか言いようがないんだけどね。

透明なプラ容器に入っている水羊羹 大胆に大きくカット。でもこれでも足りない

 さてさて、いよいよお楽しみの「水羊羹」。透明なプラスチックの容器に入っているのだが、これを4等分し、カミさんと2つずつ食べてみた。最初は「ちょっと多いかな」と思ったが、食べるとスルッとアッと言う間になくなってしまった。
「どうしてもう1つ買ってこなかったの?」とカミさん。どうしてって言われてもねぇ……じゃあ、お前はもしあれば1棹丸々食べたのか? いやいや、食べられるとは思うけど、それってどうなんだろう。うーん、何とも恐ろしい「水羊羹」だ。間違いなくダイエットの敵でしょう。この程よい甘さと口溶け感、私1人で食べたら間違いなく1棹ペロリだね。危険極まりない。ダイエットしている人は、必ず2人以上と分けて食べるように。


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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す54歳。

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