東村山グルメ日記2

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寒いけど、ホットだった3周年記念の角打ち

 2018年1月28日、私は仕事を午後5時過ぎに終えると、電車に乗り、急いで久米川駅へと向かった。久米川駅南口のコンビニでミネラルウォーターを買ってスタスタと向かった先は……。

水新酒店

 住宅街にある酒屋「水新酒店」。このお店、1月31日でオープン3周年を迎えるということで……。

角打ちの告知

 こんな記念企画をやってたんですよね。1月28日はその最終日。お世話になっている酒屋さんだし、「3周年おめでとう」って言いたいじゃない。まあ、それより何より、旨い日本酒が飲みたいってのがあるんだけどね(笑)。

 何とか午後7時前にお店に滑り込むと、店内には先客が4人、店主と談笑していた。

本日の角打ちメニュー

 この日の角打ちメニューはこんな感じ。1杯500円でも安いのに、今回は1杯390円のお酒もあるんだ。このサービス、うれしいなぁ。

 最初の1杯は何にしようかなと迷った末に……。

1杯目は「五十嵐」

 コレにしました。埼玉は飯能市にある「五十嵐酒造」の「五十嵐 純米吟醸無濾過生原酒」。
「五十嵐酒造」と聞いて、ピンと来ない人もいるかもしれないけど、「天覧山」という銘柄のお酒をつくっている酒蔵と言えばわかるかもしれない。
 この「五十嵐」というお酒は、「天覧山」の通常商品をベースにして、原酒を直汲みした限定酒。

「五十嵐」のスペック

 商品スペックを見てわかるように、このお酒はナント、限定342本。そんなお酒が、東村山市の住宅街にある酒屋に入っているんですよ。店主がどれだけ頑張っているかがわかるというモノだ。

 原酒を直汲みしているからなのか、少し濁った感じ。口に含むと、シュワッとしたガス感があり、旨い。
「いやあ、旨いですねぇ」と言いながら、改めて座っているお客さんを見ると、みんな、シッカリ上着を着て少し寒そうにしている。確かに店内は寒い。
 あれ? 暖房、入れてないの?

「お酒によくないから、暖房、入ってないんですよ」

 店主に変わって、お客さんの1人が答えてくれた。なるほど。冷蔵庫に入ってないお酒もあるからね。お酒を第一に考えれば、そりゃ暖房を入れないよね。

 ほかのお客さんが持ち込んだツマミをいただきつつ、店主とお客さんの熱い日本酒談義に耳を傾ける。みんな、日本酒が大好きでよく知っていること! 聞いていて楽しいし、勉強になる。

2杯目は「天覧山」

 2杯目も「五十嵐酒造」のお酒。今度は「天覧山 古流純米 生酒 山廃仕込み」。

「天覧山」のスペック

 商品スペックはこんな感じ。失礼な話、「あれ? 『天覧山』ってこんなに旨かったっけ?」と思ってしまった。後口がサッパリしていて旨い。


「それにしても、東村山市はいろんな日本酒が買えていいですね」とお客さんの1人がつぶやいた。聞くと、お客さんのうち、2人は小平市と所沢市から来ているのだという。
 言われてみると、確かにそうかもしれない。「水新酒店」の個性的な日本酒のラインナップに加えて、古くから頑張っている萩山町の「川島酒店」、東村山市内で唯一「豊島屋酒造」の「屋守」を扱っている「本多屋酒店」などがあり、東村山市内の酒屋を回れば、大抵は好みの日本酒が見つかる。

 いつの間にか東村山市って、“日本酒好きが羨む街”になってたんだよね。そういう街になったキッカケをつくったのは、この「水新酒店」だと思う。「水新酒店」が一般の酒屋ではあまり取り扱わない酒蔵のお酒を、店主の熱意で仕入れてくるから、東村山市内で手に入る日本酒のラインナップに凄く幅が出てきたんだよね。
 だからこうして東村山市外から自分好みの日本酒を求めて来る人がいるんだよね。


 午後8時の閉店とともお店を出たのだが、旨い日本酒を飲んだせいなのか、ホットな日本酒談義を聞いたせいなのか、ほっこりと温かい気持ちで家に帰ることができた。

 改めて開店3周年、おめでとうございます。これからも全国のいろんな美味しい日本酒を仕入れてくださいね。




【DATA】
住所:東村山市栄町3-12-1
電話:042-306-2963
営業時間:午前10時~午後8時
定休日:月曜
ホームページはこちら
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★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。またお店のDATAは取材当時のモノであり、変わっている可能性があります。




大勢で賑やかに角打ち

 時々イベント的に「角打ち」をやってくれる久米川駅南口の酒屋「水新酒店」。8月の始めに、フェイスブックでこんな告知を出していた。

角打ちの告知

 今度はお盆期間中に開催なんだね。以前から「行ってみたい」と言ってた友人に声をかけて、土曜日の午後2時ごろに行くことにした。

水新酒店

 近くのスーパーでツマミを買って、いざお店へ。中に入ると、すでに4人ほどいて、テーブルに刺身などのツマミを広げて盛り上がっていた。
 テーブルのスペースを少し空けてもらい、友人と2人して座り、買ってきたツマミを出す。
 さあ、飲みましょうか。

1杯目は「大那」

 私が頼んだ1杯目は、栃木県は大田原市にある「菊の里酒造」の純米吟醸酒「大那」。兵庫県加東市東条町産の山田錦で醸したモノだ。冷蔵庫から出したばかりの最初のひと口はスッキリ、スルリという感じだけど、手元に置いておいて少しずつ室温で温められていくと、米の味わいが口に広がっていく。旨いなぁ。

友人は「結」

 友人が頼んだ1杯目は、茨城県は結城市にある「結城酒造」の純米吟醸酒「結(ゆい) まっしぐら亀口直汲み」。日本酒らしい酸味と米の甘みがたまらない。

2杯目は「夏ノ寿」

 2杯目に頼んだのは、栃木県塩谷町にある「松井酒造店」の純米吟醸酒「夏ノ寿」。これは「純米吟醸 無濾過生原酒」と「純米吟醸 かすみ酒」をブレンドし、さらに超軟水の天然水を加えたお酒。軽くスッキリした味わいで、スルスルッと飲めちゃう。

3杯目は「萩の鶴」

 3杯目は、宮城県栗原市にある「萩野酒造」の純米吟醸酒「萩の鶴」。ちょっとクセがあるんだけど、それがすごく印象に残り、いつの間にかハマッてしまう。今回飲んだ中では、個人的にはコレが一番旨かったなぁ。

4杯目は「男山」

 〆に頼んだのは、青森県八戸市にある「八戸酒造」の超辛純米酒「陸奥男山」。「超辛」と言うだけあって、スッと飲める。ちょいと危険なお酒だね、コレ。


 飲んでいる間にもお客さんが次々と入って来て、店内は大賑わい。同じ日本酒を飲んでは、ああでもない、こうでもないと語り合うのは何とも楽しい。そこに店主からのトリビア的な情報が加わり、さらに盛り上がったりなんかして。
 ほかの人が用意したツマミをいただいたりして、かなり飲み食いした気がするんだけど、料金は飲んだ日本酒の分だけ。何だかすごく安く酔っ払った気がする(笑)。

 いやあ、大勢で飲む角打ちも楽しいなぁ。次はいつなんだろう? 早くも次回の角打ちが楽しみで仕方ないよ(笑)。




【DATA】
住所:東村山市栄町3-12-1
電話:042-306-2963
営業時間:午前10時~午後8時
定休日:月曜
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★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。またお店のDATAは取材当時のモノであり、変わっている可能性があります。





スッキリ旨い夏向きの日本酒を酒屋で一杯

 私が子どものころだから、今から40年以上前になるだろうか。親父のおつかいで酒屋にお酒を買いに行くと、お店の中で飲んでいる人をよく見かけた。昔の酒屋は、たいてい店内で飲めたんだよね。定価でお酒を出し、ツマミはお店で売っている乾きモノや缶詰。中にはわざわざ飲みに来るお客のために、おでんをつくっている酒屋もあった。
 今では酒屋そのものが減少しているせいもあるが、店内でお酒が飲める酒屋はほとんどなくなってしまった。

 いわゆる「立ち呑み」なのであるが、酒屋で飲むことを「角打ち(かくうち)」と呼ぶことがある。四角い升の角に口をつけて飲むことから「角打ち」と呼ぶようになったのだとか。そんな角打ちを期間限定で時々やってくれるのが、久米川駅南口の酒屋「水新酒店」だ。

 先日、このお店のフェイスブックにこんな告知が出ていた。

角打ちの告知

 店主が厳選した5種類の日本酒が1杯500円で飲めるという。しかもツマミの持ち込みOKなのだとか。過去に行われた角打ちになかなかタイミングが合わなくて行けなかったのだが、今回は何とか時間ができたので行ってみることにした。

水新酒店

 お店に行くと、「夏の生酒」と書かれた涼しげな幟が立っていた。いいねぇ。ツマミ持ち込みOKとあったけど、私は水だけを買って、ツマミは持たずにお店に入った。店内で買おうと思ったワケだ。

 お店に入ると、店主が「マサさん、久しぶりですね」とにこやかに迎えてくれた。あまりお店に行ってないのに、顔を覚えてくれて何だか照れくさい(笑)。
 店内は先客が1人。私は500ミリリットルのミネラルウォーターを持っていったのだが、その人は2リットルのペットボトルを持って来ていた。いやあ、気合いが違うなぁ(笑)。聞けば、所沢からわざわざ来たという。
 やっぱり、このお店の日本酒の品揃えは都内でもなかなか手に入らないものがあるから、チェックしている日本酒好きが多いんだね。
 私はたまにしか来ない客なんだけど、「ウチの街の酒屋なんだぜ」とちょっと自慢げになったりなんかして(笑)。


 最初に何を飲もうかなと思いつつ、テーブルを見ると、先客が飲んでいるお酒が置いてあったので、それを飲むことにした。

大典白菊

 岡山県は高梁市にある「白菊酒造」の吟醸酒「大典白菊 夏吟醸」。
 では、いただきますか……。

旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪

 涼しげな一升瓶のイメージそのまんま。スッキリしてノド越しが爽やか。米の旨味がスルッと駆け抜けていく。
「1つどうですか」と先客の人が、持参したクリームチーズを1つくれた。クリームチーズをひとかじりして、グビリ……いやあ、合うねぇ。

店内で販売されているツマミ

 とはいえ、ツマミをもらってばかりはいられないので、店内のツマミコーナーをチェック。種類は少ないけど、どれも日本酒に合いそうだ。私は「チーズかつお」を買ってみた。

結

 さて、2杯目は茨城県は結城市にある「結城酒造」の純米吟醸酒「結(ゆい) びぜんおまち亀口直汲み」。
 鼻を近づけるとほとんど香りはしないんだけど、口に含むとフワッと香りが広がる。アルコール度数は16度なんだけど、すごく飲みやすい。旨いなぁ。

残草蓬莱

 3杯目は神奈川県は愛川町にある「大矢孝酒造」の純米吟醸酒「残草蓬莱 Queeen原酒(一度火入れタイプ)」。
 これも口の中で香るタイプで、しかも華やか。驚きなのがアルコール度数。原酒なのにナント、12度なんですよ。この「12」にちなんで「Queeen」の文字が入っているんだけど、「e」が1つ多いのは「e(いい)お酒」だからなんだって。実際、いいお酒だと思う。このタイプのお酒、日本酒はあまり飲まないという女性でもイケると思うな。

笹の誉

 4杯目は長野県は松本市にある「笹井酒造」の純米吟醸酒「笹の誉 ひとごこち直汲み生 あかはね農園」。地元の「あかはね農園」で契約栽培した酒米「ひとごこち」を使って醸したお酒だ。
 甘酸っぱさが、いかにも夏向きという感じ。最近、ビールのように「最初の1杯は旨いんだけど……」という感じの日本酒が割と多いんだけど、これは飲み飽きないと思う。ツマミを食べながら飲み、ツマミがなくなってからも飲み続けられる感じ。これも旨いねぇ。

大那

 で、最後の5杯目はこのお店がオープン当初から取り扱っていた栃木県は大田原市にある「菊の里酒造」の特別純米酒「大那 無濾過生原酒 限定直汲み」。
 日本酒独特の酸味と、ほのかな甘み。日本酒らしい日本酒。原酒だからアルコール度数は17度あるけど、決して重たくはなく、これもスルリとノドを通っていく。

 あ~あ、3杯くらい飲んで帰ろうと思っていたのに、結局、店主が用意した5種類を全部飲んじゃったよ(笑)。でも、ほかのお客さんを交えての店主との日本酒談義、楽しかったし勉強になったなぁ。
 かなり飲んだハズなんだけど、水をシッカリと飲んだせいか、翌日はスッキリ。いやあ、楽しかった。角打ち、また行きたいなぁ。
 今回飲んだ5種類の日本酒はどれもオススメ。ぜひ飲んでみて欲しいな。できれば、四合瓶で3種類くらい買って、友達と一緒に飲み比べてると、きっと楽しいと思うよ。そうそう、飲む時はミネラルウォーターを忘れずに。水を飲みながら日本酒を飲めば、よほど飲みすぎない限り、翌日に残ることはないからね。
「日本酒を飲むと悪酔いする」と思っている人は、ぜひミネラルウォーターを側に置いて飲んでみてください。


 それにしても、楽しかったなぁ。旨いお酒をセレクトしてくれた店主、一緒に飲んだお客さん、楽しいひと時をありがとうございました。




【DATA】
住所:東村山市栄町3-12-1
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★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。






住宅街にオープンした日本酒メインの酒屋さん

 コンビニ全盛の現代は、「酒屋さん受難の時代」と言ってもいいだろう。特にコンビにがお酒を扱い始めてからは、酒屋さんは減る一方だ。
 八坂小学校近くの「本多屋酒店」のように、地元にある「豊島屋酒造」のお酒を充実させ、さらに都心じゃないと手に入りにくい日本酒を仕入れるなどして頑張っている酒屋もあるが、大抵は細々と営業している。
 そんな「酒屋さん受難の時代」だから、東村山市内の酒屋さんも減ることはあっても、増えることはないだろうと思っていたんだけど……ナント、新たに1店、オープンしちゃいました。
 それが今回紹介する「水新酒店」だ。

水新酒店

 場所は久米川駅南口のモザーク通りを進み、信号を渡ってウイング通りに入り、ウイング通りと八坂商店会の境である信号交差点を右折して100メートルほど歩いた左側にあるマンションの1階。周りは完全に住宅街で、「エッ、こんな所にあるの?」と驚くハズだ。
 オープンしたのは、2015年1月31日。いやあ、場所が場所だけに全く気づかなかったなぁ。

 で、先日、「ミニ試飲会」を開催するという情報を耳にしたので、友人のマサトを誘って行ってみることにした。
 店内はお酒がズラリ……という感じではない。むしろ酒屋さんにしては置いてあるお酒はかなり少ないかもしれない。

試飲で出された12本の日本酒

「ミニ試飲会」は、1人500円を支払って、店主がセレクトした12本の日本酒を飲み比べるというモノ。ぐい飲みと一緒にアンケート用紙を手渡された。アンケート用紙には12本の日本酒の銘柄と、自分の飲んだ印象を評価するよう、銘柄の横に「A」「B」「C」の文字が並んでいる。
 日本酒って個人によって本当に好みが分かれる。マサトは無濾過生原酒タイプのドッシリした旨味と酸味が混じった味わいが好きで、私は香りがよく、口当たりがサラッとしてフルーティーな味わいのモノが好き。
 2人の評価はほとんど分かれたけど、唯一2人して「A」だったのは、青森県は八戸市にある「八戸酒造」の吟醸酒「陸奥八仙 ピンクラベル」。別に2人の評価が一致したからってワケじゃないけど、これはオススメだね。

冷蔵ケースの中には通好みの日本酒がいっぱい

 冷蔵ケースを見ると、知らない銘柄の日本酒がいっぱい。とはいえ、取り扱っている日本酒は蔵元の数でいうと6軒しかない。すべて店主が惚れ込み、直接蔵元に行って交渉して仕入れたモノだ。
 だから、ほとんどが飲んだことはおろか、見たこともない銘柄だと思うけど、店主に聞けば、どんなお酒でどういう味わいで、どんな料理に合うのか、どうやって飲むのが旨いのか、すべてわかる。
 どれも都心でもなかなか手に入りにくい日本酒なので、店主に話を聞きながら自分に合った日本酒を自宅で楽しんでみてはどうだろうか。きっと贅沢なひと時が過ごせますよ。




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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す55歳。

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