久米川駅南口は、スーパー「西友」と本屋「丸山書房」の間にある商店街を200メートルほど歩くと、左側に以前は持ち帰り専門の寿司店
「小僧寿し」があった。いつの間にか閉店してしまい、しばらく空いたままだったのだが、昨年、こんなお店がオープンした。

持ち帰りオンリーの海鮮丼専門店
「大漁丼家 久米川店」だ。
「海鮮丼と言っても、そんなに種類はないんじゃないの?」と思っていたら……。

ナント52種類もあるらしい。全品税抜きで520円、税込みで561円。本当は500円のワンコインだとうれしいんだけど、このご時世でそれはキツいよね(笑)。
それはともかくとして、52種類もあると迷っちゃうよなぁ。

パッと見て、私が気になったのは、煮アサリと煮ホタテがたっぷりの「あさり帆立丼」と、漬けマグロとサーモン、むきエビにアボカドのぶつ切りを入れた「マグロアボカド丼」。
このどっちかだなぁ……と思いつつ今度はマジマジと1番から眺めていくと……エエッ!?

おいおい、「久米川丼」というのがあるよ。
さらに……。

エエッ! 「東村山丼」まであるの?
乗ってるネタのどこが「久米川」で、どこが「東村山」なのかサッパリわからないけど、やっぱりこうなると地元の名前を冠した丼を食べないワケにはいかないよね。
ということで、私は「久米川丼」を買って帰ることにした。

これが「久米川丼」。何が乗っているかというと、マグロ、ねぎトロ、イクラ、サーモン、生ホタテ、アナゴ、コハダ、イカの8種類。

反対側から見ると、こんな感じ。ビッシリ乗っている感じがするけど、実は器が思っていたほど大きくない。メニューには「丼」と付いているけど、「丼」というよりは「少し大きなお茶碗」サイズ。ネタもよく見ると、普通の寿司ネタの半分くらいの大きさ。ねぎトロだけが1人前以上あったかな。イクラも粒が小さい。
でもまあ、561円という値段でこれだけのネタの海鮮丼が食べられるなら悪くないかも。
ワサビをよけて、醤油をぶっかけ、チビチビとワサビを乗っけながらいただく。注文を聞いてからつくるから、つくり置きのスーパーの海鮮丼と違い、旨い。
ただ、量が物足りないかなぁ。50代の私がそう思うんだから、20代のガッツリ君の場合、最低3個は食べないと満足できないかも。
でも考えてみれば、ガッツリ君が回転寿司に行ったら2000円じゃ済まないワケで、それがこの海鮮丼3個で済むならお得と言えるかも。52種類もあっていろいろ選べるしね。
【DATA】住所:東村山市栄町2-5-10
電話:042-392-1588
営業時間:午前11時~午後11時
お店について詳しくはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。