「マサさん、まだ行かないの?」と周りからよく言われるので、先日ついに行ってきました。
エッ、どこかって?
西武池袋線の秋津駅南口を出て右側に進むと、こんな看板が出迎えてくれる。

辛さの象徴である赤を基調にして、なおかつ店名のパックは炎と来たもんだ。どんだけ辛さを強調してんの(笑)。

もう、おわかりですね? そうです、今回私が向かったのは、
「蒙古タンメン中本 秋津店」だ。

入り口の周りも、基本カラーのレッドがいっぱい。もう外観から「辛いから覚悟して入れよ」って感じがする。
普段は行列ができているのだろうが、私が行ったのが午後4時だったので、お客さんは2人しかいなかった。
店内はカウンター席のみ。
さて、初めての
「蒙古タンメン中本」、何を食べようかなぁ……販売機の前でハタと考えてしまった私。
中本初心者ということで、無難に辛さ度3の「味噌タンメン」(750円)にすべきか、それとも全くのビギナーを装って、辛さ度0の「湯麺」(730円)にするべきか。
いやいや、いくら中本初心者とはいえ、ここは日和っちゃダメだろう……ということで、私は辛さ度5で、人気No.1メニューと言われている「蒙古タンメン」(770円)のボタンをポチッ。
待つことしばし。来た、来た、来たーッ!

これが「蒙古タンメン」だ。様々なグルメブログで写真を見てきたけど、本物を見るのは初めて。

「味噌タンメン」の上に特製辛子麻婆豆腐が乗っている。意外だったのは、特製辛子麻婆豆腐が思っていたほど赤くないことだ。もっと凶暴な赤色をしていると思っていたから、ちょっと拍子抜けしたけど、後から考えれば、この油断がいけなかった。
かき混ぜずに、まずは「味噌タンメン」のスープをレンゲでひと口……それほど辛くないね。
続いて特製辛子麻婆豆腐をレンゲですくってお口にIN!……うん、これもそれほど……エッ? ああ、来た! 辛いよ~ッ!
味のわかる辛さなんだけど、後からそのわかっていた味が、舌が麻痺してわからなくなってくる。

麺は太めでゴワッとした食感で旨い。思ったほどスープが絡まないので、麺は凄く旨くいただけた。でも時折スープが大量に持ち上がって、辛さにむせてしまうことも。
後から来たお客さんを観察していると、やはり途中でゴホッ、ゴホッとむせている。
この「蒙古タンメン」、好きな人は卓上にある一味唐辛子をさらに振りかけて食べるそうなのだが、私には絶対無理! というか、全国の中本ファンには申し訳ないけど、コレ、私には合わないかもしれない。
「タンメン」と言うと、シャキシャキの野菜をイメージしてしまう私にとって、この煮込んだクタクタの野菜はちょっと苦手だなぁ。あと、辛さだよねぇ。割と辛いモノはイケると思っていたんだけど、これはキツかったなぁ。
辛さ度5の「蒙古タンメン」でコレだから、辛さ度10の「冷し味噌ラーメン」(770円)は絶対に無理だろうな。

一応、完食目指して頑張ったけど、スープを全部飲むことはできなかった。
うーん、何だか敗北感いっぱいだなぁ(笑)。今度はちょっと方向を変えて、同じ辛さ度5の「蒙古丼」(800円)にチャレンジしてみようかなぁ。麺ではなく、ご飯なら完食できるかも。
ほかの人が「旨い!」っていう、その「旨さ」がわからないのが悔しいんだよね。
【DATA】住所:東村山市秋津町5-7-8
電話:042-395-1233
営業時間:午前11時30分~午後9時
定休日:月曜
ホームページはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。