お腹が空いたのので「何か食べるか」と家を出たものの、時刻は午後3時を回っている。久米川駅南口周辺を歩いてみるが、どこも「準備中」の札がかかっている。
「困ったなぁ」と思いつつ歩いていると、「営業中」の札が出ているお店を発見。中華料理店の
「竜苑」だ。このお店、てっきり中休みがあるものと思っていたけど、通し営業だったのね。ラッキー!
お店に入ると、私は「冷し中華」(780円)を注文した。この日も暑かったので、冷たい麺類が食べたかったんだよね。
頼んだあと、改めて壁にある「冷し中華」の張り紙を見ると、上の方にマジックで小さく
「ワンタンあります」と書いてあることに気づいた。最初は気にならなかったんだけど、次第に「エッ、ワンタンってどういうことだろう? 冷しワンタンがあるってこと?」と気になってきた。
そうこうするうちに、「冷し中華」の到着。
美しいじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!! いやあ、正直言ってあんまり期待してなかったから、こんなキレイな盛り付けの「冷し中華」が出てくるとは思わなかったよ。
盛り付けもビックリだけど、醤油だれがまるで「冷やしラーメン」かのように並々と入っているのにもビックリ。この醤油だれの色が、具材の色を映えさせているんだと思う。
具材はキュウリに玉子焼き、春雨、紅生姜、そして裏側は……。

細切りのチャーシューとカニかまぼこ。裏側の色合いもいいねぇ。

横から見ると、意外と器が深いことがわかる。ということは、やっぱり醤油だれがたっぷり入っているということだ。見た感じ、普通の冷やし中華の2倍くらい入っているんじゃないだろうか。

では、具材をかき分け、麺を引っ張り出して、いただきま~す……ああ、スッキリした味わいで旨い。醤油だれの色からして、かなり濃い目で酸味が強そうな気がしたのだが、そんなことは全くない。スープとしてそのままクイクイ飲めるほどのマイルドな味わいだ。
具材も旨く、特に細切りのチャーシューは肉の旨味たっぷりで旨かった。
レンゲがないので、器に口をつけ、醤油だれをグビッと飲み干して完食。
帰り際、気になった「ワンタンあります」について女将さんに聞いてみると……。
「ああ、アレ。麺の代わりにワンタンが入っているってだけ。私がそうやって食べてたら、お客さんが『それ、食べてみたい』って言い出して、何だか人気になったから、メニューに書き加えたの」 なるほどね。醤油だれの量があんなにあるのなら、麺をワンタンに置き換えるのもアリかもね。よし、次は「冷しワンタン」を食べてみるか……でも、もうすぐ冷やし中華のシーズンが終わっちゃうから、食べに行くなら早く行かなきゃね。
【DATA】住所:東村山市栄町2-7-28
電話:042-395-1446
営業時間:午前11時30分~午後9時30分
定休日:月曜
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。〔PR〕
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