東村山グルメ日記2

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昭和にタイムスリップできる味

 前回紹介したら思いのほかコメントが寄せられた東村山駅東口にあるおにぎり屋「紅月」。皆さん、私同様、気になっていたみたいですね。一応紹介したからいいかなぁと思ったものの、個人的にすいとんが気になったので、私は先日、またお店を訪れた。
 おばあちゃんに「今日はすいとん、ありますか?」と聞くと、「ありますよ」というので、私は「すいとん」(575円)を注文。それだけでは足りないだろうと思い、「うめ若」(120円)と「しそ桜」(110円)のおにぎり2つを取って、席についた。

左からうめ若、しそ桜

「すいとん」ができる間、お茶を飲みながらおにぎりを食べるとしますか。写真で言うと、左が「うめ若」で右が「しそ桜」だ。まずは「しそ桜」からパクッ。単純にシソを混ぜたご飯を握ったモノなんだけど、旨いねぇ。何でだろう? ご飯が美味しいからなのかなぁ。
 続いて「うめ若」をパクッ。こちらはワカメを混ぜたご飯を握ったモノ……と思っていたら、そんな単純なモノではなかった。

うめ若の中には梅が

 なるほどね。だから「うめ若」なのか。酸っぱい梅のペーストがたっぷり入っていて、これも旨い。
 で、食べ終わったころ、「すいとん」が出来上がった。

すいとん

 器は思ったより小さく、「おにぎりを2個食べておいて正解だったかな」と見た瞬間、私は思った。でも、それは大きな間違いだった。
 一見すると水餃子のように表面に浮いているモノが、すいとんのメインの具である。すいとんとは「水団」と書くように、小麦粉と水でつくった団子を平べったくしたモノを野菜と一緒に煮込んだモノだ。山梨の「ほうとう」、九州の「団子汁」みたいなモノと思っていいかも。ただ、戦時中の貧しい食べ物の代名詞のように、いろんなところで語られたモノだから、いいイメージがなく、いまだに“貧乏食”と思っている人は多い。

こういう平べったい団子が入っている

 まあ確かにメインである具が、写真を見てわかるように、美しくなく貧相だからねぇ。「ほうとう」や「団子汁」のように、ひと目みて「旨そう!」とはならないよね。だけどコレ、見た目以上に多く入っていて、お腹にズシリとたまるんですよ。
 それほど濃くない醤油味のスープもなかなかいいし、先に食べたおにぎり2個が「余計だったかも」と感じるほど、お腹いっぱいになってしまった。

 店内を見回すと、「すいとん」と並んでナント「喜多方ラーメン」(470円)の文字が! 「エエッ、このお店ってラーメンも出すんですか?」と聞くと、「そうですよ」とおばあちゃんの飄々とした言葉が返ってきた。
「ただね、私がもう年だから、いっぺんに注文されてもできないんで、つくる曜日を決めてるんですよ」
 よく見ると、張り紙の下に小さく文字が書かれている。「すいとん」の下には「月曜 火曜 土曜作り」、「喜多方ラーメン」の下には「水曜 木曜 土曜作り」とある。土曜なら両方が食べられるワケだ。

 それにしてもこのお店、入るまではすごく勇気が必要だったけど、入ってしまうとこんなに落ち着けるお店はない。静かだし、お茶は飲み放題だし、ヘタな喫茶店よりいいかも。おばあちゃんも優しいんだよね。味もそうだけど、お店そのものが“昭和”だよ。和みスポットとして大切にとっておきたいお店だ。


【DATA】
住所:東村山市本町2-4-22
電話:042-394-6289



[ 2006/03/23 18:17 ] 【閉店したお店】 紅月(本町) | TB(-) | CM(0)

レトロなおにぎり屋さん

 東村山には「おにぎり屋」が結構ある。この「おにぎり屋」という存在もすごく不思議なんだけど、それは置いておいて……。かなり前からず~っと気になっていたおにぎり屋がある。それが今回紹介する「紅月」だ。場所は東村山駅東口を出て、そのままロータリーを横切って真正面の道を進むと、左側にある。

紅月

 何が気になっていたかというと、まずはその外観。駅前という好立地なのに、そこだけ昭和というか、レトロな雰囲気が漂っている。それも最近流行のオシャレなレトロではなく、怪しいレトロ。そして次に気になったのは、看板にある「すいとん」の文字だ。「すいとん」ですよ! いや、もちろん食べたことはありますよ。でもメニューとして出しているお店は珍しいのではないだろうか。

 あまりに外観が怪しすぎて、今まで気になりつつも入ったことがなかったのだが、「こんなことではいけない」と思い、先日、意を決して入ってみた。
 入ると、すぐ目の前におにぎりの入ったケースが並んでいる。

おにぎりのショーケース

 お店の人が取ってくれるのではなく、欲しいおにぎりがあれば、ケースのフタを開けて各自が小さなお盆に取るスタイル。眺めていると、レトロなお店に相応しい、おばあちゃんが「いらっしゃい」と現れた。
 このお店は店内でおにぎりなどが食べられるようになっている。だから私はおにぎりとすいとんを食べようと思い、おばあちゃんに「すいとん、食べたいんですけど」と聞いてみた。すると「ごめんね。今日は材料がなくてできないの」という返事。残念だが、仕方がない。

五目 めんたいこ

 私はおにぎりの「五目」(120円)と「めんたいこ」(136円)を買って、店内で食べることにした。おにぎりが置いてあるケースの右側に回るとカウンターがある。私は食べる場所はココだけと思っていたのだが、その奥にさらにテーブル席がいくつかあった。間口は狭いが、意外に大きなお店だ。

五目とめんたいこのおにぎり

 温かいお茶を自分でついで、いただきま~す。おっ、この「五目」、旨い。厚みがありご飯もギッシリ。「めんたいこ」も同じ。値段的にはコンビニのおにぎりと変わらないから、「この値段だと厳しいかなぁ」と思ったが、食べるとこっちの方がお得感がある。
 今度はぜひ「すいとん」と一緒に食べたいモノだ。


【DATA】
住所:東村山市本町2-4-22
電話:042-394-6289
[ 2006/03/09 18:18 ] 【閉店したお店】 紅月(本町) | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す54歳。

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