北山公園からり帰り道。大踏切を渡り、パン屋の
「モンドール洋菓子店」、緑提灯のある居酒屋
「ふたば」、とんかつ屋の
「とん八」、寿司屋の
「鮨孝」、フランス料理店の
「リヴィエル・ドール」と並ぶ細い道を府中街道に向かって歩いていくと、ちょうど府中街道に面した建物に……。

こんなお店を発見。「あれ? こんなところにお店なんてあったっけ? そもそもこの建物って何だっけ?」……そう思って、建物をよく見ると、それはパチンコ店の
「ダイナム東村山店」だった。
エッ、どういうことなんだろう?

あとから調べてわかったのだが、この
「めん太郎」というお店、全国にパチンコ店を持つ「株式会社ダイナム」のグループ会社「日本ヒュウマップ」が展開している飲食店なのだ。要するに、パチンコをするお客さんに遊びの合間に手軽に食事をしてもらおうというワケだ。
だからメニューはうどん、牛丼、カレーと立ち食いそばのお店と同じ感じのラインナップになっている。
「なるほどね」と思って立ち去ろうとした私の目に、入り口近くに置いてある看板の文字が飛び込んできた。

エッ、期間限定の塩ラーメンだって?
「期間限定」の言葉に弱い私。つい立ち止まってマジマジと看板を見てしまった。そこには
「塩バターラーメンゆず胡椒風味」(550円)と書いてある。ちょっと気になるではないか。
ということで、私はお店に入った。
店内はカウンター席だけで10席程度。意外とこぢんまりとしている。

しばらくして運ばれて来たのが、コレ。市販のチュープタイプのゆず胡椒と思われるモノが丼の縁に付いていたのだが、すぐにスープに落ちてしまった。バターの上あたりに丸く見える影がゆず胡椒だ。
具材はネギと海苔と茹で玉子だけ。よく考えると少し寂しいが、パッと見はすごく旨そうに感じた。
レンゲでスープを飲むと、スッキリしていてなかなか旨い。ゆず胡椒を溶いて、もう一度飲んでみると……おおっ、これはいい! ピリッと来るけど爽やかな味わい。へぇ、ゆず胡椒を入れるだけで、こんなに変化が出るんだ。今度、家でラーメンをつくる時にやってみよう。

麺は緩い縮れの細麺。スープに、特に溶けたバターに絡ませて食べると旨い。
モヤシとかチャーシュー、メンマといった具材がもう少し入っているとうれしいけど、これはこれで旨かった。今度はお客さんの多くが注文していた「カレーライス」(500円)を食べてみようかな。
【DATA】住所:東村山市本町2-6-1
営業時間:正午~午後6時(ただし平日は午後3時15分~4時が休憩時間)
★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。〔PR〕
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