東村山グルメ日記2

志村けんでおなじみの東京都東村山市に限定した超ピンポイントのグルメ情報サイト


うなぎの名店消ゆ

 久米川駅南口にあるうなぎの名店「はや幸」が2015年12月30日をもって閉店した。
 閉店するという話は耳にしていたのだが、時間がなかなか取れず、結局、最後の訪問は叶わなかった。本当に寂しいし、悲しい。

 年が明け、2016年1月11日、私は重い腰を上げて、悲しい確認をするために「はや幸」へ向かった。

閉店した「はや幸」

 お店は見るからに違っていた。新しくしたばかりの看板がなくなっていた。そしてシャッターには貼り紙が……。

閉店の貼り紙

 そうか、45年もこの場所で頑張ったんだ。「体力の限界」は実はもうかなり前から大将は口にしていた。
 私が初めてこのお店を訪ねたのは2005年の夏のこと。その時すでにお店は創業35年で、大将は「この仕事は大変なんだよ」と話していた。

 1年ほど前かな、息子さんが跡を継いでくれるというこで、看板やいろいろと新しくしたという話を耳にした。
「そうなんだ。これで大将もラクできるし、『はや幸』の味は残るな」と、他人事ながらホッとしていたのだが……。

食器が置かれていた

 シャッターの前にはお店で使っていた食器などが置かれ、その横には「ご自由にどうぞ持ち帰り下さい」という貼り紙が。こういう光景を見るのは何度目だろうか。

 呆然と立っていると、女将さんが現れたので、少し話を聞いてみた。

「もう本当に体力の限界。お父さんも75歳だから。元気なうちにやめないと、行きたい旅行にも行けなくなっちゃうしね」

 跡を継ぐ話も聞いたが、実際に商売を引き継ぐとなるといろいろとむずかしいことがあったらしい。残念だけど、仕方のないことだ。

 裏口から大将が現れたので、大将にも話を聞いてみた。

「ちょうど45年前の12月にオープンしたから、キリがいいと思ってね。あとは菊と桜を育てながら、のんびりするよ」

 閉店後はこの場所から引き払うそうだ。
 裏口の横にはポンプが置いてある。これで地下水を汲み上げ、うなぎを水槽で生かし続け、注文を聞いてからさばく……それが「はや幸」のスタイルだ。
 このスタイルにこだわったからこそ、駅から離れた住宅街にお店を構えることになった。駅の近くにお店を出せばもっと繁盛したろうに、それをしないところが大将の実直さだ。

 その実直さが伝わったのか、2007年には一時的とはいえ、グルメサイトの「食べログ」の「東京うなぎランキング」で1位になった。そのせいか、遠方から訪れる人も増えたようだ。
 でも、そんなことで天狗になることもなく、淡々と営業し続けた大将と女将さん。もうこのお店のうなぎ料理が食べられなくなると思うと、本当に残念でならない。
 最後に美味しかった料理の写真を載せようと思う。

べんけい焼

 これは「弁慶の立ち往生」から命名した「はや幸」オリジナルメニューの「べんけい焼」。うなぎにニラを詰めて塩焼きにしたモノなんだけど、これが旨いんだなぁ。

うなぎキモ焼 並

 これは私が大好きだった「うなぎキモ焼 並」。キモだけじゃなく、背ビレが巻いてあるのがいいんだよね。

うな重 竹

 そしてこれは「うな重 竹」。いつも「竹」を頼んでいたんだよね。いつかは「松」をと思っていたんだけど、その「いつか」はもうなくなってしまった。心残りはあるけど、体力の限界なのだから仕方ない。

 大将、女将さん、45年もの間、本当にご苦労さまでした。私はこのお店の味、忘れません。美味しいうなぎ料理、ありがとうございました。




【DATA】
住所:東村山市栄町2-30-38
電話:042-394-0805
営業時間:午前11時半~午後2時、午後4時~9時半
定休日:火曜
ホームページはこちら




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
[ 2016/01/18 12:24 ] 【閉店したお店】 はや幸(栄町) | TB(-) | CM(0)

うなぎで一杯

 先日、珍しい人から飲みのお誘いがあって鷹の道沿いのうなぎ屋「うな正」に行ったのだが、その数日後、しばらく音信が途絶えていた友人から連絡があり、「一杯やろう」ということになった。
 で、その友人が指定したお店が……。

はや幸

 久米川駅南口の川魚料理専門店「はや幸」。うなぎなんて年に数回ぐらいしか食べないのに、何だか妙にうなぎづいてるよね。

 お店に入ると、すでに友人は1人、ビールを飲んでいた。

ビールで乾杯

「お久しぶりです。元気でしたか?」なんて話しつつ、グラスをもらい、ビールで乾杯。ビールはキリンの「一番搾り」なのに、グラスはサントリーの「モルツ」というアンバランスさ。こういう“ゆるいところ”がこのお店の良さなんだと思う。

うなぎキモ焼 並

 久しぶりに食べる「うなぎキモ焼 並」。旨いなぁ。

べんけい焼

 これは「べんけい焼」。
 このお店は「川魚料理店」と銘打っているから、ほかにもツマミとなるメニューはあるんだけど、どうしてもうなぎを頼んじゃうんだよね。

 そして〆はもちろん……。

うな重 竹

 うな重ですよ。これは「うな重 竹」。

旨そうでしょ

 久々に食べたけど、やっぱり旨いねぇ。友人との話で面白いアイデアが出て来たし、いろんな意味で“美味しい”夜だったよ。



【DATA】
住所:東村山市栄町2-30-38
電話:042-394-0805
営業時間:午前11時半~午後2時、午後4時~9時半
定休日:火曜
詳しくはこちら





★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
[ 2009/06/07 18:11 ] 【閉店したお店】 はや幸(栄町) | TB(-) | CM(2)

スッポン、食ったどぉー!

 久米川駅南口の川魚料理専門店「はや幸」といえば、うなぎが旨いことで有名だが、このお店って「うなぎ専門店」ではなく「川魚料理専門店」だから、うなぎ以外に気になる料理があるんだよね。それは……

スッポン

 ほら、よく言うじゃないですか、「スッポン鍋はスタミナがつくし、美容にもいい」って。「どんなモノなのか、食べてみたいなぁ」とは思うものの……。

不気味な「時価」の文字

 これですからね。「時価」ですよ、「時価」。1人じゃもちろん行けないし、2~3人でもちょっと怖いかなという感じがする。
 でもラッキーなことに、知り合いがスッポン料理を食べるオフ会を企画。私も参加させてもらい、先日、総勢10人で「はや幸」を訪れた。

 座敷に縦長に並べられたテーブルの上には、ガスコンロが3つ置いてあった。今回は3匹のスッポンをつぶしてくれるらしい。
 ということで、まず出て来たのが……。

スッポンの肝 生き血の赤ワイン割り

 3つのお猪口グラスに入ったスッポンの肝と、3つのグラスに入ったスッポンの生き血。うーん、いきなりのディープインパクトに、参加者全員が「おおっ!」と仰け反ってしまった。生き血は回し飲みできるけど、肝は限定3人。でも、誰も食べたがらないんだよね。

「マサさん、記事にするんだから、食べた方がいいよ」

とみんなが薦めるから、1つは私がいただくことに。グラスを鼻に近づけると、何となく生魚のような臭いがする。みんなが注目する中、グイッと口の中に入れた私。「噛むと苦いよ」とお母さんは言ってたけど、噛まないと飲み込めない大きさだから、シッカリ噛んで、苦味を堪能させてもらった。飲み込んだあとは、すぐにビールを飲んだが、しばらく苦味は続いたね。

 生き血の方は意外と飲みやすかった。というのも、生き血をそのままにしておくと凝固してしまうので、赤ワインで割ってあるのだという。その赤ワインがおそらく甘いのだと思う。変な生臭さはなく、少しとろみのある甘い赤ワインという感じ。

スッポン鍋

 と、そこへメインのスッポン鍋が登場。パッと見、普通の鍋だけど、底にはたっぷりとスッポンが潜んでいる。お玉で探ると……。

スッポンの頭

 出たぁ! ディープインパクト第2弾。これは見ての通り、スッポンの頭だ。鍋に入っているということは、当然、これも食べられるワケだ。うーん、肝は食べたけど、この頭を食べるのはちょっとイヤだなぁ。

いいダシが出ていて旨い

 それぞれ取り分けて、早速いただきま~す。まずはスープを……おおっ、旨い! お母さんは「水と塩だけで、あとはスッポンのエキス」と言っていたけど、信じられないくらい複雑で濃厚な味がする。強いて言えば、鶏のスープに近いだろうか。
 スッポンの肉は、まさに鶏って感じ。肉の部分とは別に、プルプルのゼラチン部分もあり、確かにこのゼラチンはコラーゲンたっぷりって感じでお肌に良さそうだ。

うなぎの肝焼き

 スッポン鍋を堪能していると、「うなきキモ焼 上」が登場。ついさっき、かなり苦いスッポンの肝を食べたから、本来なら苦いはずの「うなきキモ焼 上」がやや甘くすら感じられた。

べんけい焼の塩

べんけい焼のタレ

 さらに「べんけい焼」の塩(写真上)とタレまで登場。贅沢なサイドメニューだねぇ。

スッポンの頭蓋骨

 勇気ある参加者が、スッポンの頭をキレイに食べたらしく、出て来た頭蓋骨を見せてくれた。スッポンというより、何だか恐竜の骨みたい。カッコいい頭蓋骨じゃないの。
 他にも2人、勇気ある参加者がいて……。

キレイに食べました

 結局こうなりました。これだけを見て、「スッポン食べたんだ」とわかる人がいたら、よほどの食通だよね。普通の人なら、「一体あんたたち、何食べたのよ!」と絶叫気味に聞くと思うなぁ。

雑炊で〆

 〆は当然、雑炊。これは旨かったね。

 おそらくこのオフ会の企画がなかったら、私はスッポンを一生食べなかったと思う。そういう意味では、「旨かった」とか「満腹」とか、そういうモノを超越した満足感でいっぱいになったね。まさに

「スッポン、食ったどぉー!」(よゐこ濱口調で)

という感じ。ちなみにこれだけ食べて、瓶ビールをガンガン頼んで、1人7000円以下だったと思う。私にとっては、すごく貴重な体験だったよ。


【DATA】
住所:東村山市栄町2-30-38
電話:042-394-0805
営業時間:午前11時半~午後2時、午後4時~9時半
定休日:火曜
詳しくはこちら





★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
[ 2008/10/20 18:47 ] 【閉店したお店】 はや幸(栄町) | TB(-) | CM(0)

東京のグルメが認めたうな重

 今や世の中にはいろいろなグルメ紹介サイトがある。その中にユーザーの評価でランキングを決めたりする口コミ系のグルメサイト「食べログ.com」というモノがあるのをご存知だろうか? 私も時々チェックして参考にしているのだが、今から約半年前、私はこのサイトを見て「エエッ!!!」と驚いたことがあった。

 今はなくなっているのだが、たまたまその時は「2007東京うなぎランキング」(だったと思う…)という項目があり、何気なくクリックして「1位はどこなんだ?」と見たら……ナ、ナント! 久米川駅南口の川魚料理専門店「はや幸」だったのだ。
 私は思わずパソコンの前で仰け反ってしまった。

 さすがに現在は1位ではないが、それでもこのサイトに口コミ登録されている東京都のうなぎ店、全452店舗の中で堂々3位に位置している。東京都の中で3位ですよ、3位! 凄いと思いませんか?
 いやあ、何だかうれしいなぁ。3年前の2005年に初めて食べた時、「このお店ほど美味しいうな重は食べたことない」と思ったんだけど、それが証明されたみたいで感激だよ。

 まあ、だからというワケではないのだが、夏だし、スタミナをつけなきゃということで、友人3人とともに「はや幸」に繰り出した。

まずはビールで乾杯

 奥の座敷に上がり、まずはビールで乾杯。暑いからビールが旨いや。
「さてと、何を頼みますかね」と壁に掲げられているメニューの札を見ると……。

壁のメニューを見ると…あらら、ちょっと値上がりしている

 あれ? 「うな重」の種類がまた減ってる。3年前は5種類あり、昨年は4種類に減ったのが、今年はさらに1つ減って、特上の梅(1750円)、竹(2300円)、松(2650円)の3種類になってるよ。
 おかみさんに聞くと、「今までは注文に応じてつくり分けていたけど、ほら、こっちも年をとってきて覚えるのが結構大変になってきたから、3つの絞ったのよ」とのこと。

 さらによく見ると、昨年より少し値段が上がっている。こんなところにも物価高の影響が出てるんだねぇ。

 ではでは、何を頼みましょうか……ということで、私たちは全員「うな重 竹」を注文し、それができるまでということで、「キモ焼 並」(700円)と「べんけい焼」(740円)を頼んだ。

キモ焼の並

 最初に来たのは、「キモ焼 並」。食べると、巻かれている背びれがトロッと甘く、あとから肝の苦味がジワッとくる。

旨いじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!!

べんけい焼のたれ

 続いて来たのは、「べんけい焼」なんだけど、これはたれバージョン。今まで塩しか食べたことなかったから、これは初体験。では、食べてみますか……。

旨いじゃ (゚д゚lll) ないッスカ!!

 たれも旨いねぇ。ニラがまたうなぎとよく合うんだなぁ。

べんけい焼の塩

 こちらはいつもの「べんけい焼」。味はわかってはいるけど……。

う(◎o◎)ま~~~!!!

 ビールが進んじゃって、肝心の「うな重」が出るころにはヘロヘロになっちゃいそうだよ。

骨せんべい

 箸休めということで頼んだ「骨せんべい」(200円)。これはまあまあかな。

 と、そこにやって来ました!

うな重の竹

「うな重 竹」! 肝吸いをひと口飲むと、今まで飲み食いしたモノがスーッとリセットされる感じがする。口の中のいろんなゴチャゴチャした味覚が消えて、「うな重」だけに集中する体勢になる。

この色、この焦げ目、たまりませ~ん

 改めてうなぎを見ると、この焼き色、焦げ目、そして漂う香り……どれもたまらないねぇ。
 では、いざ! いただきま~す。柔らかいうなぎに箸を突き刺し、ご飯とともにスッと持ち上げてお口にIN!

超激う(◎o◎)ま~~~!!!

 友人たちも口々に「旨いなぁ」と言葉を漏らしたが、話したのはそれだけ。飲んでいる時はあれほどペチャクチャとしゃべりまくっていたのに、全員、「うな重」に集中して黙々とかき込んでいる。そして、食べ終えた者から次々と「ふぅ~っ……」という至福の吐息が漏れる。

 いやあ、旨い! さすが東京都3位! 近くにこんな旨いお店があるんだから、行かなきゃ損だよ。


【DATA】
住所:東村山市栄町2-30-38
電話:042-394-0805
営業時間:午前11時半~午後2時、午後4時~9時半
定休日:火曜
詳しくはこちら




★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
[ 2008/08/13 18:49 ] 【閉店したお店】 はや幸(栄町) | TB(-) | CM(0)

暑さも仕事の辛さも忘れる絶品のウナギ料理

 お盆休みの時期の、ある暑い日のこと。世間は休みでも、私の仕事には決まった休みというモノがないので、この日もいつものようにネクタイを締めて仕事をしていた。すると、お昼時に1本の電話が……。

「マサさん、これから友達とウナギを食べに行くんだけど、マサさんも行かない?」

 そう言えば、今年はまだウナギを食べてなかったなぁ……とシミジミ思った私。「行けたら行くよ」と曖昧な返事をしておきながら、結局はウナギの誘惑に負けて、行ってしまった。

 目指す場所は、久米川駅南口の川魚料理専門店「はや幸」。自転車でわずかな道のりなのだが、暑くて汗が噴き出る。
 お店に入ると、すでに友人5人が座敷でワイワイと話し込んでいる。どうやらまだ注文したばかりのようだ。

キモ焼の上

 まず出て来たのは、「キモ焼 上」(740円)。これは本当にキモだけを串にしている。キモ好きの人にはたまらないだろう。

キモ焼の並

 だけど私はどちらかと言うと、こちらの「キモ焼 並」(680円)の方が好きだなぁ。キモの上に背びれを巻いているのだが、キモの苦味とトロッとした身の甘さがいい感じでマッチしているんだよなぁ……と思いながら食べていると、友人たちが何やら議論している。

「キモ焼は上の方が旨い」
「いやいや、並の方が食べやすくて旨いよ」
「苦味があってこそキモ焼なんだよ。そういう意味じゃ、並は“キモ度”が足りない」
「何だよ、その“キモ度”ってさ?」
「今、オレが考えた(笑)」

 なんて話を聞きながら、何気なく壁のメニューを見ると……。

微妙に変わったメニュー

 あれ、うな重の種類が4つになっている。確か以前は5種類あったんじゃなかったっけ?

「ああ、メニューね。そうそう、前は5つに分けてたけど、ちょっと変えて4つにしたの」

と、おかみさん。なるほど。じゃあ、皆さん、うな重はどれにしましょうか?
 討議の結果、全員「うな重 竹」(2100円)を注文。値段的に上から2番目を選んでしまうところが、奥ゆかしいと言うか、勇気がないと言うか……(笑)。

 このお店でうな重を頼むと、最低でも30分は待つことになるのだが、友人とワイワイ話していると、そんな待ち時間はアッと言う間だ。

うな重の竹

 来ました、来ました。肝吸いとお新香が付いた「うな重 竹」。やや甘めの、私好みのタレにまみれたウナギちゃんのナント美味しそうなこと!

うな重のアップ。旨そう!

 一応、アップの写真も押さえてかないと……と思って撮ったのだが、「食べたい!」と気がはやったせいなのか、ややピンボケに。申し訳ない。

 このお店のうな重を食べるのは久しぶりなのだが、いやあ、旨いねぇ。あらあら、全員、黙ってしまったよ。黙々とひたすら食べている。旨いモノを食べると、こうなるんだね。

 行こうかどうか迷ったけど、食べに来て良かった。ウナギを食べたせいもあるけど、久々に友人たちと話をしていっぱい元気をもらったよ。また今度、こういう集まりをやりたいよね。


【DATA】
住所:東村山市栄町2-30-38
電話:042-394-0805
営業時間:午前11時半~午後2時、午後4時~9時半
定休日:火曜
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[ 2007/08/24 18:53 ] 【閉店したお店】 はや幸(栄町) | TB(-) | CM(0)

うなぎとビール…至福のひと時

 昨日はこのブログで知り合ったご夫婦と一緒に「はや幸」に行った。とにかく暑かったので、まずはビールを頼んで乾杯。「うな重特上梅」(1790円)を注文し、さらにツマミとして「肝焼き 並」(680円)と「ベンケイ焼き」(740円だったと思う。これくらい覚えられるだろうと、写真を撮らなかったのが失敗)をオーダー。
 お客は私たち3人しかいなかったので、ご主人にうなぎをさばくところを見せてもらったり、いろいろと話をしたりした。それによると、ツマミとして頼んだ2品も結局はうなぎをさばいてから作るモノだから、時間がかかるのだという。ビールを飲みながら待っていると、まず「肝焼き」が出てきた。

肝焼き

 これは凄かった。口に入れると肝がトロッと、とろけるんですよ。それでいてちっとも生臭くない。タレがまたアッサリした甘さで旨い。一緒のご夫婦も「こんなの肝を食べたのは初めて」と絶賛。まだ昼間だというのにビールが進む進む。
 と、そこに「ベンケイ焼き」がやって来た。

ベンケイ焼き

 ご主人によると、これは「弁慶の立ち往生」から命名したのだとか。確かに体に無数の矢が突き刺さっているように見える。この料理、このお店のオリジナルらしく、うなぎの身に切り込みを入れ、そこにニラを詰め込んで塩焼きにしたモノだ。これもねぇ、絶品なんですよ。ニラの甘みとうなぎの旨味がもう絶妙としか言いようのないほど合っている。で、これがまたビールが進む進む。
 うな重が出来たころには3人ともビールでヘロヘロなんだけど、うな重がまた旨いモノだから、食べられちゃうんですよ。昼間っからこんな贅沢をしていいんだろうかと思うほど、3人とも大満足。
 うなぎ料理はとにかく時間がかかるけど、これだけ旨いと待つ時間も楽しくなってくる。本当に至福のひと時。うな重もそうだけど、ココの「肝焼き」を食べたらもう他のお店のモノは食べられなくなる。ぜひ、うな重を食べる前にビールと一緒に食べてみて欲しい。日ごろの疲れがいっぺんに吹っ飛ぶこと請け合いです。
[ 2005/07/17 18:58 ] 【閉店したお店】 はや幸(栄町) | TB(-) | CM(0)

旨すぎる!絶品のうな重

 私はよく「気になるお店」という表現を使うが、実はこれには2種類ある。1つは「気になるから近々行ってみよう」というお店。もう1つは「気になるけど、何となく怪しいから、行ってみようかどうしようか……」というお店。今回紹介する川魚料理の「はや幸」は、後者の「気になるお店」だった。と言うのも、外観がちょっと寂れた感じだし、うなぎを食べるとなるとそれなりの出費になるから「ハズレを引きたくない」という気持ちがあったからだ。
 それがどうして行ってみることになったかと言うと、「あのお店のうな重は旨いよ」という話を聞いたからだ。
 場所は久米川駅南口を出て、ロータリー越しの正面の道を進み、突き当りを右折。少し進むと左側にホテルメッツが見えてくるが、そのホテルメッツと「まごころ亭」の間の道に入り、突き当りを左折すると左側に見えてくる。

はや幸

 うな重を頼もうと思って、壁に張り出してあるメニューを見ると、ナントうな重が5種類もある。「うな重上」(1370円)、「うな重特上」(1580円)、「うな重特上梅」(1790円)、「うな重特上竹」(2100円)、「うな重特上松」(2420円)となっているのだが、5種類もあると何が何だかよくわからない。そこで「どう違うんですか?」と聞いてみた。「大きさと厚みが違うんですよ」とおかみさん。私は真ん中の「うな重特上梅」を頼むことにした。
 注文したあと、店内を見回してみた。カウンターが4席、2人がけのテーブルが3卓、そして奥に座敷があるようだ。私はテーブル席に座ったのだが、ふと横を見てビックリ。水槽が置いてあり、中にうなぎがうじゃうじゃいるのだ。
「うなぎは水槽の中で生かしておくんですか?」と聞くと、「そうだよ。昔のうなぎ屋はみんなこうしてたんだから」とご主人。「注文を聞いてからうなぎを取り出してさばいて、焼いて、蒸して、それから焼いて出すワケ。だからどんなに早くても30分はかかる。30分以内で出すところは、言っちゃあ悪いけどちゃんとしたうなぎ屋じゃないよね」
 ご主人の話によると、水槽の水は地下水なのだという。「そりゃそうだよ。水道の水じゃあ、すぐに死んじまうよ。昔はみんなこうやってたんだけど、今は東村山でこういうやり方をしてるのはウチだけだね」
 水槽で“飼っている”から、その日売れ残っても平気。成長して例えば「うな重上」から「うな重特上」になっていくだけだ。そう考えると、5種類のうな重は単純にうなぎの大きさということになる。水槽で生かしてるからこそできる、細かいランクづけだ。
 そうこうするうちに、美味しそうな香りが漂い始めた。「はい、おまたせしました」とおかみさんが「うな重特上梅」を持つて来てくれた。

こんな感じで出て来たうな重の特上梅

 フタをして出て来た「うな重特上梅」。何となく器が小さい気がしたが、そう思ったのはほんの一瞬。開けた途端、長い待ち時間や器の不満など吹っ飛んでしまった。

フタを開けると旨そう!

 ツヤツヤして旨そう! 身が厚いし、見るからに今まで食べたうな重と違う。よく見ると、うなぎは2枚重なっていた。

うなぎが2枚重なっている

 普通は2枚並んでいたりするんだけど、こんな風に重なっているのも悪くない。というか、これはこれで凄く旨そうだ。それではいただきま~す。
 見た目通り、旨い! ただ柔らかいだけじゃなく、歯応えというか弾力がある。今まで食べてきたうな重は、ほろほろと柔らかく崩れて口の中で溶けていく感じのモノが多かったが、これはシッカリと「魚を食べている」という感じがする。しかもタレが甘いんだけどサラッとしていて絶妙。うなぎと言えば山椒だが、その山椒をかける必要がないほど旨い。
 実は私、テーブルを見た時、山椒の入った容器がなく、銀色のパックに入った山椒がいくつか置いてあったので「このお店はダメかなぁ」と思った。でも食べて納得。山椒がなくても十分旨いんだもん。一応、山椒をかけて食べてみたけど、私は山椒ナシの方が美味しいと思ったな。
 私は今までにいろんなお店でうな重を食べたけど、このお店ほど美味しいうな重はなかった。聞けば、遠くに引っ越した人がわざわざ食べにきたりするのだという。

 こんな住宅街でポツンと営業しているのは、地下水のため。お店の外観が寂れているのは、うなぎなどを“飼っている”からなかなか手をつけられないため……ご主人の話を聞いてすべての謎が氷解した。「もっと早くに食べにくればよかった」というのが私の率直な感想だ。このお店のうな重を食べたらもう他のうな重は食べられないと思う。それくらい旨いです。
「忙しい時は1時間ぐらいかかっちゃうから、もし今度来る時は電話してから来るといいよ」とご主人。今年で35年の老舗なのに、この優しさ。いやいや、こういう優しさがあるからこの場所で35年続けられたのだろう。まだ行ったことのない人はぜひ! ココのうな重なら夏バテは吹っ飛びますよ。


【DATA】
住所:東村山市栄町2-30-38
電話:042-394-0805
営業時間:午前11時半~午後2時
      午後4時~9時半
定休日:火曜
提携駐車場あり


★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。
[ 2005/07/04 19:00 ] 【閉店したお店】 はや幸(栄町) | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

マサ@東村山

Author:マサ@東村山
マサ@東村山

2000年 結婚を機に東村山市に移り住む。

2004年11月 地元で食べ歩く楽しさに目覚め、ブログ「東村山グルメ日記」を書き始める。

2007年 転職を機にもう1つのブログ「好きになろうよ!東村山」を書き始める。

2010年11月 「東村山グルメ日記」のアクセス数が400万を超える。

2011年7月 さらなるバージョンアップを目指してブログを移転。

趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。家族はカミさんと1男1女。アル・パチーノのようなカッコいい中年を目指す54歳。

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