東村山駅西口から北へ大踏切の方に進み、化成小学校、諏訪神社と通り過ぎて西宿通りに入り、突き当たりを左に曲がって少し歩いた左側にあるパン屋
「マドンナ」。距離にすると、東村山駅西口から約1.3キロもある。

私がこのお店に最初に来たのは、10年前の2005年のこと。外観は
10年前の当時と全く変わらない。変わったことと言えば、お店の目の前にグリーンバスの停留所ができたぐらいか。
東村山駅西口からは約1.3キロだけど、私は久米川駅近くの自宅から歩いて来たから、約3キロ歩いている。それだけ歩けば、お腹も空くというモノだ。
ちょっと栄養補給ということで、私はお店に入った。

まず気になったのは、自家製天然酵母を使っているという「イチジク・レーズン・クランベリー入りカンパーニュ風」(380円)。旨そうなんだけど、これは今すぐ食べるってワケにはいかないよね。
あきらめてほかを見て回ると……。

おおっ、東村山黒焼そばを使ったパンか。そう言えば、表に幟が立っていたなぁ。食べ歩きキャンペーンが終わっても販売してるんだ。
「黒焼そばとキムチのパン」(150円)というのが商品名なのね。そうか、この赤いのは紅生姜じゃなくてキムチなのか。

おっ、説明が書いてあるな。
マヨネーズをトッピングしたパンで、炒めたキムチと黒焼そばをはさみました 今まで見てきた黒焼そばパンとは違う感じ。このお店は本当に個性的なパンをつくるよなぁ。
「個性的」と言えば、「やっぱりこのパンだよなぁ」と私が近づいていったのは……。

「らっきょう入りカレーパン」(125円)だ。確か10年前にも食べたんだよね。その時は「らっきょう入りビーフカレー」という商品名で、値段は115円だった。
この10年間、私は東村山市内に限らず、いろんなパン屋に行ったけど、らっきょう入りのカレーパンは、このお店以外で見たことがない。凄く個性的なパンなんだけど、10年経った今も販売されているということは、根強い人気があるということなのだろう。
ということで、私は「黒焼そばとキムチのパン」と「らっきょう入りカレーパン」を購入。お店のすぐ隣にあるベンチに座って食べることにした。

まずは「黒焼そばとキムチのパン」からいただきますか。
マヨネーズのトッピングって、パンの上の波線みたいな筋のことね。

いやあ、パンが白いから、黒焼そばの黒と、キムチの赤が際立つなぁ。それではいただきま~す……。

パンがモチッとしていて旨いなぁ。黒焼そばもいいけど、キムチがいいアクセントになって、旨さをグッと引き立ててくれる。

続いては「らっきょう入りカレーパン」だ。ではでは、10年ぶりにいただきますか……。
旨いねぇ(´ ▽`).。o♪♪ 
おっ、らっきょうが見えた。では今度は、らっきょうと一緒にいただいちゃいますか。パクッとな……。
旨いッO(≧∇≦)O!!! らっきょうの甘酸っぱさもいいんだけど、食べているとカレーの辛さがドンドン増してくる。次をかじると、今度はらっきょうナシ。2個目のらっきょうが見えたので、この部分を残しつつ食べ、最後にらっきょう入りでパクッ……やっぱり辛さが増すよ。
食べ終わると、口の中が辛くてヒリヒリしてきた。あれ? 前はこんな感じだったっけ? むしろ逆だったと思うなぁ。カレーそのものが辛くて、らっきょうをかじると辛さが緩和されたと思ったんだけどなぁ。
変わってないようで、進化しているんだろうなぁ。いずれにせよ、この「らっきょう入りカレーパン」は旨いよ。
「カレーパンが好き」という人は、ぜひともこのお店でしか食べられない、オンリーワンの「らっきょう入りカレーパン」を食べてみて欲しいな。
【DATA】住所:東村山市諏訪町1-25-14
電話:042-395-2981
営業時間:午前7時~午後7時
定休日:木曜
お店について詳しくはこちら★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。